History

 

1960-1970 | personalities 人物そしてドラマ

1960-1970 ― 「デュエット」という名の伝説
カルロ キーティ

トスカーナ地方のピストイア出身のレーシングカーデザイナーであるキーティは、ピサで航空工学を専攻し1951年に卒業した。彼の作品によって、アルファ ロメオはレースにおけるかつての偉大な伝統を取り戻したのである。52年にアルファ ロメオの特別実験部門に入社後、57年にはフェラーリに入社。リアにエンジンを搭載した最初の1シーターを生み出す。この車はフィル ヒルが運転して61年のF1世界選手権で優勝した。キーティはフェラーリで最初にスポイラーをレーシングカーに導入したが、これはその後スタビライザーへと発展する。アルファ ロメオに戻り、64年にレーシング部門「アウトデルタ」を設立。アウトデルタはアルファ ロメオのレースの伝統に新たな命を与えるが、66年にはアルファ ロメオに吸収された。85年にアルファ ロメオを退社。

アンドレア デ アダミッチ

アルファ ロメオのツーリングカー、レーシングカー等、レースシーンにおける復興の中心が、アンドレア デ アダミッチである。1941年トリエステに生まれたアダミッチは、64年ジョリークラブのチームで「Giulia Ti Quadrifoglio」を運転してレースデビュー。66年と67年には、Giulia Sprint GTAを駆ってヨーロッパツーリングー選手権で連続優勝を果たした。アウトデルタ設立とともにツーリングカーから世界コンストラクター選手権に移ったアダミッチは、70年には33.3で「ブエノスアイレス1000 kmレース」で優勝。71年にはピエルス クラージュと一緒にインターナショナル コンストラクターズ選手権の「ブランズハッチ」と「ワトキン グレン」のふたつのレースで優勝をマーク。74年までアルファ ロメオのチームでレースに出場した。