History

 

1970-1980 | race 勝利のために

1970-1980 ― 変革の時代
1971〜72年

1971年は「感動の年」であった。デ アダミッチとペスカローロのコンビが33.3で「ブランズハッチ1000km」で優勝。これは単に「世界コンストラクターズ選手権」へのウォームアップだったが、ポルシェやフェラーリを制したのである。「タルガ フローリオ」でも、ヴァッカレッラとヘンツェマンスが、デ アダミッチとヴァン レネップが乗った33.3を尻目に優勝。また「ワトキンスグレン6時間レース(アメリカ)」では、雨をものともせずデ アダミッチとピーターソンの33/3が総合1位を獲得。この時も、ライバルのポルシェやフェラーリを抑えてゴールした。1972年この年は、カバードホイールカーにとって黄金に輝く世界チャンピオンの年だった。33 TT3は「ヨーロッパツーリングカー選手権」で優勝、「世界コンストラクターズ選手権」では2位を占める。

1975〜76年

耐久性に優れた水平対向エンジンを搭載した33 TT 12が、ターボエンジンやF1に使われたエンジンを装備した強敵を制し「世界コンストラクターズ選手権」で優勝する。33 TT 12が記録した勝利の中には、「モンツァ1000km」「ニュルブルクリング」「ツェルトヴェーク100km」「ワトキンスグレン6時間レース」「コパ フローリオ」がある。アルファ ロメオのF1への復帰は、76年にアルファ ロメオの12気筒エンジンをレーシングカーに搭載することを決めたブラバムと関連している。この英国チームとの協力がもっとも充実した時期は78年で、この年参加したオーストラリア人ドライバー、ニキ ラウダが2勝をマークした。

1977年

強烈なシーズンで、アルファ ロメオとアウトデルタにとっては、まさに夢のような年だった。33 SC 12は、8つの世界選手権レースに参戦し、全レースで優勝。その上、初めて「世界コンストラクターチャンピオン」を獲得。水平対向12気筒エンジンは、ブラバムチームのマシンに搭載されF1でもその存在を示し、アルファ ロメオチームは「世界コンストラクターズ選手権」でも5位に入賞。他にもさまざまな記録を残した。ポール リカールでは平均時速144.225km/hを、ザルツブルグサーキットでは平均時速203.820 km/hが記録された。

1978〜79年

アルファ ロメオにとっては、素晴らしいレースの年だった。ラウダとワトソンがドライブするブラバム-アルファ ロメオチームにはベストのシーズンだった。このマシンは、後に変則的な性格を持っていると評価されることになるが、ラウダは「スウェーデン グランプリ」で優勝。ラウダとワトソンはさらに「イタリア グランプリ」で劇的な1−2フィニッシュを実現する。翌79年、アルファ ロメオは、フォーミュラワンアルファ―アルファ ロメオで本格的にF1グランプリに参戦を目指す。この車は79年ベルギーのゼルダーでデビューした。