History

 

1980-1990 | model 伝説のマシン

1980-1990 ― 戦略的開発
Alfa 33

生産年 1983〜86年(Iシリーズ)/ 1986〜89年(IIシリーズ)/1990〜94年(IIIシリーズ)
エンジン フロント縦置き水平対向4気筒:直列3気筒(1.8 TD)
排気量 1,186cc (1.2)
1,351cc (1.3)
1,490cc (1.5)
1,712cc (1.7)
1,779cc (1.8 T.D.)
最高出力 I、IIシリーズ―
68ps/6,000rpm (1.2)
72ps/4,000rpm (1.8 T.D.)
79ps/6,000rpm (1.3)
84ps/5,800rpm (1.5/1.5 Q.O./1.5 4x4)
86ps/5,800rpm (1.3S)
95ps/5,750rpm (1.5 Q.O. '84/1.5 4x4)
105ps/6,000rpm (1.5Q.V.)
105ps/6,000rpm (1.5 TI/1.5 4x4)
107ps/5,800rpm (1.7 I.E.)
114ps/5,800rpm (1.7 Q.V.)
IIIシリーズ―
84ps/4,200rpm (T.D.)
88ps/6,000rpm (1.3 IE)
90ps/6,000rpm (1.3)
97ps/6,000rpm (1.5 IE)
105ps/6,000rpm (1.5)
107ps/5,800rpm (1.7)
133ps/6,500rpm (1.7 16v)
最高速度 I、IIシリーズ―162〜200km/h
IIIシリーズ―175〜207km/h

新しいミディアムカー。Alfa 33は、ラインアップの中核を占めていたAlfasudに代わってポミリャーノ ダルコのラインで生産された。全体的なメカニズムは大きく変わることはなかったが、新しいスタイルを伝えるために生み出されたのが「スプリット2ボックス」のボディが生み出され、スタイリングは完全にリニューアルされ現代的になった。Giuliettaと同じ楔形のボディには、1.3リットルと1.5リットルのふたつのエンジンサイズ(1.2リットルは市場が限定されていた)が用意された。1983年11月からは、マニュアルトランスミッションの4輪駆動モデルも登場。84年には、電子イグニションを装備、最高速度185km/hを誇る「スポーティーサルーン」をイメージしたQuadrifoglioバージョンが発売される。キャビンの構造と装備を改善したIIシリーズは、86年から市場に投入され、数々のバージョンが発売された。90年1月からは新ラインアップが販売され、当初は7バージョン、うち6つは水平対向エンジン、残りひとつはターボディーゼルエンジンが採用されていた。

Alfa 75

生産年 1985〜92年
エンジン フロント縦置直列4気筒/60°V型6気筒(2.5 Q.V. - MILANO:3.0 V6)
排気量 1,570cc (1.6)
1,779cc (1.8)
1,962cc (2.0)
1,995cc (TD)
2,492cc (2.5 Q.V. - MILANO)
2,959cc (3.0 V6)
最高出力 95ps/4,300rpm (TD)
110ps/5,800rpm (1.6)
120ps/5,300rpm (1.8)
128ps/5,400rpm (2.0)
148ps/5,800rpm (2.0 TS)
154ps/5,600rpm (MILANO)
155ps/5,800rpm (1.8ターボ)
156ps/5,600rpm (2.5 Q.V.)
188ps/5,800rpm (3.0 V6)
最高速度 175〜220km/h

新しいジュリエッタ。1985年5月に発売されたAlfa 75は、創業75周年を迎えたアルファ ロメオが記念にその年号を車名に与えたニューモデルである。高性能エンジンとチェントロ スティーレで設計されたオリジナルのシャシーを組み合わせたこのモデルは、商業的に大成功を納め、わずか3年余りで 17万台が生産された。86年1月にはターボバージョンが、2月にはアメリカ市場を狙ったMilanoがデビュー。87年には、さらに2.0ツインスパークと3.0 V6の2バージョンが発売され、89年には1.6リットル、および1.8リットルの触媒エンジンが登場し、ラインアップが揃う。1.8 TURBO Quadrifoglio VERDEと2.0 TWIN SPARKが、ともに「アッレスティメント スポルティヴォ ヌメラート(ASN=数字付スポーツ機器)」として、90年の「トリノ モーターショー」で発表された。92年には、1.6リットル触媒エンジンと95psを発揮する2.0ターボディーゼルが加わった新ラインアップが発表された。

Alfa 164

生産年 1987〜1992年 (Iシリーズ) /1992〜1998年 (IIシリーズ)
エンジン Iシリーズ―
フロント横置直列4気筒 (TS/Turbo/TD)
60°V型6気筒 (3.0 V6/2.0 V6 Turbo)
IIシリーズ―
フロント横置直列4気筒 (TS/TD)
60°V型6気筒 (3.0 V6 /2.0 V6 Turbo/Q4)
排気量 Iシリーズ―
1,962cc (TS)
1,995cc (Turbo)
1,996cc (2.0 V6 Turbo)
2,500cc (TD)
2,959cc (3.0 V6)
IIシリーズ―
1,995cc (TS)
1,996cc (2.0 V6 Turbo)
2,500cc (TD)
2,959cc (3.0 V6/Q4)
最高出力 Iシリーズ―
117ps/4,200rpm (TD)
148ps/6,000rpm (TS)
175ps/5,250rpm (Turbo)
192ps/5,600rpm (3.0 V6)
207ps/6,000rpm (2.0 V6 Turbo)
IIシリーズ―
125ps/4,200rpm (TD)
148ps/5,800rpm (TS)
202ps/6,000rpm (2.0 V6 Turbo)
211ps/6,300rpm (3.0 V6/Q4)
231ps/6,300rpm (Q4)
最高速度 200〜240km/h

リバイバルモデル。1987年9月に発売されたAlfa 164は、フィアット―ランチアグループのサポートのもとに製造された初めての車であり、ニュースタイルに一新されたアルファ ロメオが成功を収めるための切り札となった。ボディデザインはピニンファリーナが担当。彼は、アグレッシブでパワフル、かつ個性的なサルーンのエクステリアを、このモデルのために開発した。当初は、Alfa 75に使われていたエンジンを改良して搭載していたが、90年からはアメリカ向けに3リットル6気筒の触媒エンジンを搭載したバージョンが導入され、ラインアップが拡大した。92年を機に、Alfa 164は新たなモデルサイクルに入り、ふたつのラインに分かれた6モデルが登場する。3つの異なるエンジン(V6 24V、V6 Turbo、TD)を装備したSuperモデルが、ツインスパークエンジン搭載モデルと並んだ。標準モデルと比べ、デザイン的にも異なる。フロントマスクには、ウィンカー一体型のポリエリプティカルヘッドライトと新デザインのグリルが装備され、フロントとリアバンパーも前にも増して目立つようになった。また新しいサイドバンパーストリップのカラーリングはグラデーションが付けられ、サイドメンバーカバーは黒で、空力的に優れた形状のサイドミラーも新しくなった。さらにボディの縁は、すべて酸化皮膜処理したアルミ製モールで縁取りされた。標準装備の改善も著しく、花粉除去フィルター、電動ウインドー、クルーズコントロール、運転席用エアバッグが装備され、エクステリアの仕上げも新しくなった。94年には、3.0 V6 24Vエンジン、最新の4輪駆動システム、アクティブ電子トラクションコントロール、6速マニュアルトランスミッション等、数々の先端テクノロジーを装備した「Q4」(Quadrifoglio 4)が登場、ラインアップが完成する。