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GT | GT History

GTA─1965年、ひとつの伝説が誕生した。
GT - Gran Turismo(グラン トゥーリズモ)。 それは傑出したパフォーマンスを実現するだけではなく、ドライバーとすべてのパッセンジャーに 快適なドライビングフィールを与えるために生み出されたスポーツモデルである。 アルファ ロメオの長き歴史の中に息づくその偉大なる魂は、これからも燦然と輝き続ける。
6C 1750 Grand Turismo(1929)

1929年に発表された“6C 1750”のモデルのひとつとして誕生した6C 1750 Gran Turismo。直列6気筒 DOHCエンジンを搭載したこのモデルは、最高出力55psを実現。また、1931年から32年には、スーパーチャージャーを搭載したモデル6C 1750 Gran Turismo Compressoreも登場した。

エンジン形式:直列6気筒 DOHC
トランスミッション:4速M/T
総排気量:1,752cc
最高出力:55ps / 4,400rpm

6C 1900 Grand Turismo(1933)

1933年、小型の高級ツーリングカーとして発表されたモデル。ユーザーの希望によっては、トゥーリングをはじめとするカロッツェリアのボディも選択可能であった。その翌年には、エンジンを大幅にスケールアップした6C 2300シリーズが発表され、その座を譲り渡すこととなったため、極めて短命ではあったが、アルファ ロメオの“グラン トゥーリズモ”のスピリットを、世間に印象付けるモデルであった。

エンジン形式:直列6気筒 DOHC
ランスミッション:4速M/T
総排気量:1,917cc
最高出力:68ps / 4,500rpm

6C 2300 Grand Turismo(1934)

6C 1750、6C 1900シリーズに代わり、エレガントなフォルムにスポーツスピリットを備えた6C 2300が誕生。そのモデルのひとつとして登場した6C 2300 Gran Turismoは、トゥーリングが手掛けたボディにスラストエンジンを搭載し、ぺスカーラでの24時間耐久レースに3台出場。総合で上位3位を独占するという快挙を成し遂げた。また、1935年からはヨーロッパで初めてとなる独立サスペンションが搭載された。

エンジン形式:直列6気筒 DOHC
トランスミッション:4速M/T
総排気量:2,309cc
最高出力:76ps / 4,400rpm

Giulia Sprint GT(1963)

アルファ ロメオにおけるGTを語る上で、欠くことのできないモデルが、Giullia Sprint GTである。当時ベルトーネのチーフデザイナーだった、巨匠ジウジアーロがデザインを担当。コンパクトでありながらフル4シーターを実現。ノーズパネルとボンネットフードの間に段を設けるという独自のデザインにより、日本では“段付き”という愛称で親しまれた。また、1966年にはバルブやキャブレターのセッティングを変更し、最高出力を109psにパワーアップしたGiulia Sprint GT VELOCEも誕生した。

Giulia Sprint GT
エンジン形式:直列4気筒 DOHC
トランスミッション:5速M/T
総排気量:1,570cc
最高出力:106ps / 6,000rpm

Giulia Sprint GT VELOCE
エンジン形式:直列4気筒 DOHC
トランスミッション:5速M/T
総排気量:1,570cc
最高出力:109ps / 6,000rpm

GT 1300 Junior(1966)/ GT 1600 Junior(1972)

Giulia Sprint GTの廉価版として1966年に誕生したモデル。若年層をターゲットにしていたため“Junior”と名づけられたこのモデルは、1.3リットルエンジンを高回転域まで回すスポーティーな走りに定評があり、多くのアルフィスタに支持された。また、このGT 1300 Junior をベースにアウトデルタによってチューンされ、1968年からETC(ヨーロッパ ツーリングカー選手権)に出場し、多くの栄光を手にしたGTA 1300 Juniorの存在はあまりにも有名である。なお、1972年には1750 GT VELOCEの生産終了とともに、GT 1300 Juniorのボディに1.6リットルエンジンを搭載したGT 1600 Juniorが誕生。フラットノーズ・2灯式の後期型GT 1300 Juniorと、ほぼ同じデザインであった。さらに、1974年にはGT 1600 JuniorがGT Junior 1.6へと進化。同時に一時ラインナップから消えていた1.3リットルモデルも、GT Junior 1.3として復活した。ボディは双方とも、バンパー、オーバーライダー、エンブレム以外は、2000 GT VELOCEと共通。主要スペックは、前モデルであるGT 1300 Junior / GT 1600 Juniorと同様であった。
※写真は、GT 1300 Junior前期モデル

GT 1300 Junior
エンジン形式:直列4気筒 DOHC
トランスミッション:5速M/T
総排気量:1,290cc
最高出力:89(103)ps / 6,000rpm
※()内は後期モデル

GT 1600 Junior
エンジン形式:直列4気筒 DOHC
トランスミッション:5速M/T
総排気量:1,570cc
最高出力:109ps / 6,000rpm

1750 GT VELOLCE(1967)

1967年、排気量のアップに伴いGiulia Sprint GT VELOCEが進化したモデル。総排気量1,779ccを誇りながらも、1750と呼ばれたのは、かつてグラン トゥーリズモを名乗った戦前の名車“6C 1750”にあやかったためである。4灯のヘッドライトやフラットなフロントノーズ、そしてインテリアなどが一新されたこのモデルは、70年代になるとフロントバンパーの形状変更をはじめ、さまざまな改良が図られた。また、1750 GT VELOCEの登場により、ETC(ヨーロッパ ツーリングカー選手権)グループ2仕様のレーシングモデルは1750 GTAmへと進化。ボディには、それまでGTAに用いられていたアルミ二ウムではなく、スティールを使用。ドアやボンネット、トランクリッドなどには、グラスファイバーが用いられた。

エンジン形式:直列4気筒 DOHC
トランスミッション:5速M/T
総排気量:1,779cc
最高出力:118ps / 5,500rpm

Alfetta GT 1.8(1974)/Alfetta GT 1.6(1976)

エンジンをはじめ、さまざまな点に新機構を投入し、1974年に登場した革新的なモデル。ホイールベースの見直しにより前後50:50の重量配分を実現するなど、数多くの新たな試みがなされていた。また、ジウジアーロによって生み出されたウェッジシェイプのシャープで美しいボディは空力的にも優れており、卓越したハンドリングとともに素晴らしいドライビングフィールを生み出した。なお、1976年には1.6リットルモデルが登場。1.8リットルモデル、1.6リットルモデルともに、前後席ともに十分なスペースを確保しており、実用性にも長けたクーペであった。

Alfetta GT 1.8
エンジン形式:直列4気筒 DOHC
トランスミッション:5速M/T
総排気量:1,779cc
最高出力:122ps / 5,500rpm

Alfetta GT 1.6
エンジン形式:直列4気筒 DOHC
トランスミッション:5速M/T
総排気量:1,570cc
最高出力:109ps / 5,600rpm

Alfetta GT 1.8(1974)/Alfetta GT 1.6(1976)

エンジンをはじめ、さまざまな点に新機構を投入し、1974年に登場した革新的なモデル。ホイールベースの見直しにより前後50:50の重量配分を実現するなど、数多くの新たな試みがなされていた。また、ジウジアーロによって生み出されたウェッジシェイプのシャープで美しいボディは空力的にも優れており、卓越したハンドリングとともに素晴らしいドライビングフィールを生み出した。なお、1976年には1.6リットルモデルが登場。1.8リットルモデル、1.6リットルモデルともに、前後席ともに十分なスペースを確保しており、実用性にも長けたクーペであった。

Alfetta GT 1.8
エンジン形式:直列4気筒 DOHC
トランスミッション:5速M/T
総排気量:1,779cc
最高出力:122ps / 5,500rpm

Alfetta GT 1.6
エンジン形式:直列4気筒 DOHC
トランスミッション:5速M/T
総排気量:1,570cc
最高出力:109ps / 5,600rpm