• Mondo alfa
  • ピサの斜塔モニュメントが日本初上陸。イタリアを光で演出したTokyo Dome Cityイルミネーション
2016.12.09

ピサの斜塔モニュメントが日本初上陸。イタリアを光で演出したTokyo Dome Cityイルミネーション

夜の街を走るのはそれだけで心地いい。日が沈む頃、太陽の光から人の手による明かりへと少しずつ変わっていく様子も格別だ。今回登場するのは“イタリアの名所とクリスマス”がテーマのイルミネーション新スポット。イルミネーションという光の創造によって、イタリアを代表する歴史的建造物の魅力を優美かつロマンティックに表現した作品群を観賞できる。

161208_alfa_tokyo_dome_01

イタリアとの国交150周年を祝うウインターエクスペリエンス

今回ご紹介するのは、イタリアのさまざまな名所を表現したイルミネーション。初日のプレス発表会には、ピサ商工会議所、在日イタリア大使館、トスカーナ観光局の代表者らが登壇し、日伊国交150周年を祝福するメッセージを述べた。「2016年は日伊国交150周年となる記念すべき年。“友好の証”としてさまざまなイベントを開催してきましたが、今回のイベントもそのひとつ。イタリアへの関心が高まるきっかけとなることを期待します」というコメントに表れているように、イタリアとTokyo Dome Cityが力を合わせて実現した一大イベントである。開催期間は2017年2月19日まで。イルミネーションは深夜1時まで点灯している。

161208_alfa_tokyo_dome_02
東京ドームホテル43階のアーティストカフェからは、ご覧のような眺めが楽しめる。写真の中央付近に青く光るのが「ヴェネチアンリバー」のイルミネーション、その右に細く続いているのは「青の洞窟」だ。

まず訪れたいのは、“Casa di Giulietta”

必ず立ち寄りたいのは“ジュリエッタ”の待つ家。シェイクスピアの戯曲『ロミオ&ジュリエット』の舞台となった北イタリアの街ヴェローナに現存する“Casa di Giulietta(ジュリエットハウス)”を光で表現したものだ。

161208_alfa_tokyo_dome_03
愛を貫いたジュリエットの伝説が残るヴェローナのジュリエットハウスは、映画『ジュリエットからの手紙』の題材にもなり、一躍有名になった。東京に出現した「ジュリエットハウス」にも、幸せを願う多くの人が訪れているという。

伊ヴェローナの“ジュリエットハウス”は、ジュリエットがロミオへの恋の苦悩を嘆く有名なシーンの舞台であるバルコニーを再現した邸宅で、9つの部屋からなるミュージアム。ここには今でも恋に悩む世界中の人々から手紙が届き、それに対して「ジュリエットの秘書」が返事を出しているというエピソードは有名だ。この活動は1937年、当時ジュリエット宛に届いた恋の悩みを打ち明ける手紙に管理人が返信したことが始まりとされ、その後、ヴェローナの市民によって返事を送る作業が受け継がれたという。現在ではボランティアの団体“ジュリエットクラブ”の女性たちが“秘書”として手紙を書き続けている。

161208_alfa_tokyo_dome_04
シェイクスピアの原題は英語で『Romeo and Juliet』と表記されるが、イタリア語では「Romeo e Giulietta(ジュリエッタ)」となる。アルファ ロメオ オーナーにとっては、後者のほうが親しみを感じるだろう。

161208_alfa_tokyo_dome_05
ジュリエットハウスの中にはポストが設置されていて、恋の願いを書いたカードを投函すると、3月上旬にヴェローナにあるジュリエットハウスに届けられる。また連動企画として、集まったカードの枚数に応じ、イタリア中部地震の義援金がTokyo Dome Cityより送られるという。

イタリアの「恋のパワースポット」をモチーフにした光の演出

このイルミネーションの設計を手がけたのは、“空気をデザインする”をテーマに活躍するベルベッタ・デザインの代表・クリエイティブディレクターの長谷川喜美氏だ。
「日伊国交150周年となる記念すべき年に、個人的にも大好きなイタリアをテーマにしたイルミネーションを手がけることができて非常に嬉しく思います。イタリアに息づく伝統的な街並みに、クリスマスならではの華やかな空気感を添えて、いらした方の気持ちが華やぐような空間になることを願っています」

161208_alfa_tokyo_dome_06ab
ベルベッタ・デザイン代表、長谷川喜美氏(写真左)。「アルファ ロメオの中では『ジュリエッタ』(写真右)が好きです。スタイリッシュですよね。社名のベルベッタも、大好きなベルベットに女性らしい要素を加えたいと思ってイタリア的に「-etta」を付けたんです」。撮影には、アルファレッドを意識した衣裳で臨んでくれた。

今回のイルミネーションのテーマは、“恋するイタリア 光の魔法を、アモーレたちへ。”ジュリエットハウスをはじめ、永遠の愛が約束されるといわれるヴェネチアの「ため息橋」や、全長80mの幻想的な光のトンネル「青の洞窟」、イタリアのNatale(クリスマス)ではサンタクロースと並んで愛されている魔法使い“ベファーナ”も姿を見せるなど、さまざまな演出で来場者を楽しませてくれる。

161208_alfa_tokyo_dome_07_08
写真左の「青の洞窟」はアトラクションズエリアとミーツポートエリアを結ぶ2階部分、「ヴェネチアンリバー」は青の洞窟と並行するように1階を流れる。

161208_alfa_tokyo_dome_09_10
イルミネーションスポットは全部で12。館内でMAPも配布されているが、気の向くまま自由に歩き回るのもいいだろう。周囲には大人も子供も楽しめるアトラクションやグルメも充実している。

現地の職人が手がけた本物そっくりの「ピサの斜塔」日本初上陸

もうひとつの大きな見どころは、イタリアを象徴する観光スポットのひとつ、ピサの斜塔。言うまでもなく、ピサ大聖堂の鐘楼であり、世界遺産「ピサのドゥオモ広場」を構成する観光地である。今回、この歴史的建造物を1/25スケールで精緻に再現したモニュメントが日本に初上陸。イルミネーションとの見事なコラボレーションで展示されている。

161208_alfa_tokyo_dome_11
ヴォルテッラ産のアラバスター6種類を使って1:25の縮尺で製作されたピサの斜塔。約25,000個に及ぶパーツで構成され、重量は約9トン、高さは2.4m。手がけた職人たちも来日し、この場所への設置が実現した。昨年サンフランシスコで展示され、東京の次は、来年ドバイで展示予定。

このモニュメントは、トスカーナ州のピサ県が一丸となって進めてきた新しい挑戦の結晶といえる。県内のヴォルテッラ市から産出される白く美しい石 アラバスターを使い、優れた才能を持つ職人たちのチームを編成。約3年もの年月をかけて、円柱、アーチ、柱頭、窓などの各建築要素から、象眼細工、モザイク、浅浮き彫りといった装飾要素まで、現実のピサの斜塔を忠実に再現した建築作品を生み出した。

特筆すべき美しさを持つ白い鉱物として世界的にも名高いアラバスターを使い、精緻な細工を見事に作り上げる職人たちの技。映像ではその様子を見ることができる。

161208_alfa_tokyo_dome_12
1/25スケールの斜塔のまわりには、同じくピサの斜塔をイメージした1/3スケールの光のモニュメントを設置。「中にある模型は、実物のピサの斜塔と同じく4度傾いていて、外側は斜塔の建設当時と同じく、垂直に切り立つ。その差異も楽しんでください」と長谷川氏。

日本でクリスマスというと、恋人同士でディナーを楽しむ、というイメージを持つ人が多いかもしれないが、イタリアではクリスマスは家族と過ごすのが伝統。Tokyo Dome Cityはグルメスポットや大人も楽しめるアトラクションが充実しているので、カップルだけでなく、家族で訪れるのにもふさわしい。多忙なビジネスマンにとってはとくに、日本にいながらにしてイタリアの雰囲気とクリスマスシーズンの風物詩を同時に体験できるのはうれしい。

イタリアの建造物をモチーフに、イルミネーションでその造形の持つ魅力を光輝かせた今回の作品群は、そこに居る時間をロマンティックに演出すると同時に、知的好奇心に刺激を与えてくれる。週末はもちろん、仕事を終えてリラックスしたいアルファ ロメオ オーナーにもおすすめのスポットだ。
 
Buon Natale!


Tokyo Dome City  Special Winter Experience
恋するイタリア 〜光の魔法を、アモーレたちへ。〜
開催中(〜2017年2月19日まで)
ライトアップは16:00〜25:00
※ 駐車場のご案内はこちらから。

撮影 SHIge KIDOUE
取材・文 山根かおり
matricaria

SHARE CHRISTMAS 2016 みんなで実現させよう!5つのクリスマス・ドリーム

giulietta_sportiva_red_201611

人気の記事

プロダクト情報

  • 4C
  • 4C
  • 4C Spider
  • GIULIETTA
  • MITO