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2014.11.07

圏央道 新ルートを通り軽井沢へ

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広がりを見せる路線網、圏央道で軽井沢へ

地方都市と都心を結ぶ移動手段として、毎日300万台近いクルマが利用する全国路線網。最近では各路線の延長に加え、路線間の連結も進み、大動脈がさらなる広がりを見せています。なかでも首都圏を行き来するドライバーにいま注目されているのが圏央道。都心から放射状に伸びる東名高速や中央道、東北道などの主要高速道路を都心の外側で繋ぐこの有料道路は、都内を経由するクルマが引き起こす慢性的な渋滞を緩和する重要な役割を担います。将来的には都心から半径40〜60km付近を環状に結ぶ計画で、徐々に開通区間が広がっています。

平成26年6月には圏央道の相模原愛川IC〜高尾山IC間が開通し、いよいよ東名高速と中央道および関越道が繋がりました。これにより目的地に向かう際や渋滞や通行止めを回避する際の選択肢が増え、移動が便利になるとともに、渋滞による経済損失の改善やCO2削減効果も期待できます。開通して1ヶ月後のNEXCO中日本の報告によれば、東名高速-関越道間の移動で都心を経由するクルマが約6割も減少したほか、目的地までの到達時間が大幅に短くなり、東名高速の厚木-関越道間、八王子-箱根間の移動はそれぞれ約60分も短縮できるそうです。

これまで遠く感じていたところが一気に近づく道路改革。今回は貴重な休日にドライブを楽しむユーザーの、旅の自由を広げてくれる新ルートの可能性を探るべく、東京から軽井沢までジュリエッタ スポルティーバでドライブしてきました。

■11:30 a.m. 東京ICを通過

東京・世田谷を出発。高速道路に乗る前に燃料を満タンにし、東京ICから東名高速を西へ。圏央道と繋がる海老名ジャンクションを目指します。

意気揚々とスタートした矢先、東京料金所の先から大渋滞に遭遇。交通掲示板には「渋滞18km 70分」との表示が。平均車速20km/h以下のダラダラ運転です。まだ暑さが残る時期でエアコンはフル稼働。時折START & STOPシステムが働いてエンジンが停止することも。ひたすら道路が流れるのを待つしかありません。

止まってはまた走る、そんな状況でもジュリエッタは、エンジンの鼓動を伝えながらアクセルペダルの踏み込みに元気よく反応してくれ、クルマを走らせている実感を与えてくれます。ドライバーをちっとも退屈させないあたりは、さすがアルファ ロメオです。

■ 1:00 p.m. 海老名JCT通過

スタート地点から33.9km。厚木市内や箱根方面へ抜けるクルマが多い厚木ICの手前は交通渋滞しやすいポイント。圏央道の看板に従い、海老名JCTへと逸れていきます。渋滞の影響でこの時点での平均燃費は7km/L。

海老名JCTから相模原相川IC区間は以前から開通していましたが、まだできたての雰囲気が残っています。道路は整備が行き届いているうえ、相模川と並行して走るルートに高い建物はほとんどなく、見晴らしは上々。

通行車が高速でスムーズに走れるように設計された道路は、機能と美しい造形を併せ持つ建築美を感じさせてくれます。抜けるような青空のもと、ジュリエッタとともにご機嫌でドライブを満喫します。

お昼を逃していたことに気づき、厚木PAに立ち寄ることに。駐車場にクルマを停め、和風建築の建物にジュリエッタのアルファレッドが映えることを再確認。



圏央道・厚木PAでは全国各地のご当地グルメが食べられます。B-1グランプリのご当地グルメは約3ヵ月で入れ替わるそうなので、訪れるたびに新しいメニューを楽しめるのがうれしい。今回は三崎名物「まぐろラーメン」をいただきました。

ランチは各地のグルメを集めたフードコートでいただくことに。選んだのは三崎名物の「まぐろラーメン」。魚介の旨みを生かした塩味がベースであっさりしていながら、肉感溢れるマグロが噛むほどに味わいをアップ。スープのとろみがストレート麺にしっかり絡んでいました。


売店には小田原名物の練り物から、厚木PA限定商品なども販売。「プディングバーム」は牛乳を使って一層ずつ丁寧に焼き上げた逸品。ほろ苦い焦がしカラメルがバームクーヘンにマッチ。

■2:00 p.m. 厚木PAを出発

ひと呼吸おいたら、再びドライブをスタート。しばらく走ると中央道と分岐する八王子JCTの標識が。これまで遠く感じていた東名高速〜中央道間がグッと近づいたことを実感します。

これまでは神奈川エリアから中央道を目指す場合、都心に出て首都高速を大回りするか、一般道の渋滞を耐えながら向かったものでした。その点、圏央道は最短ルートを高速移動できるので大幅に時間を短縮でき、疲れも少なく済みます。

■2:17 p.m. 八王子JCT通過

道路の繋がりによって、「これまではあり得なかったスポットを巡れるなぁ」とドライブ欲の妄想を膨らませながら走りを満喫。お次は関越道、上信越道を目指します。

八王子JCTから鶴ヶ島JCTにかけては、山間を貫くトンネルが連続するルート。フロントガラスに飛び込んでくる景色は緑の森やベットタウンの住宅地など次々と移り変わっていきます。そして八王子を通過して30分足らずで、鶴ヶ島JCTからいよいよ関越道に合流です!


2:42 p.m. 鶴ヶ島JCT通過。

■3:07 p.m. 藤岡JCTから上信越道へ

最後の分岐となる藤岡JCTで上信越道方面へと舵を取ります。関越道へのアクセスも、そのまま流れに乗ってスムーズに移動。圏央道の利用により東名厚木付近からの移動時間が60分程度短縮できるというのも頷けます。

上信越道では、新たに世界遺産に登録された富岡製糸場や絹産業遺産群を望める富岡IC付近で繭の形をした巨大オブジェを道路脇に眺められます。その気になれば富士山を堪能し、その後圏央道〜上信越道で富岡製糸場へ向かうという「世界遺産巡り」もできそうです!

■3:40 p.m. 碓井軽井沢ICに到着

そして、いよいよ上信越道の碓井軽井沢ICに到着。所要時間は3時間20分ということで、東名高速で思わぬ大渋滞に遭遇しながらもまずまずの結果。今回は東名高速から関越道、上信越道を経由して軽井沢まで来ましたが、都心を縦断して高速道路を乗り換えてきたら、さらなる疲労を味わっていたかもしれません。圏央道を使うと支払い金額は一般道を使うよりも高めとなりますが、流れが良ければ、移動時間の短縮と整備された快適な高速移動で同乗者の満足度もアップしそうです。

最後に気になる燃費についてですが、満タン法で計算したところ、243.5kmの走行で給油量が15.02リットル(=16.2km/L)と優秀な数値を叩き出すことに成功! このクルマのカタログスペックは15.6km/L(JC08モード)なので、渋滞に巻き込まれながらも良い結果が得られました。気持ちよく爽快なドライブが満喫でき、数多くのメリットがある圏央道ルート。今後も行動の幅を大きく広げてくれそうな予感大です。

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軽井沢の象徴ともいえる日本三大奇勝「妙義山」を望むジュリエッタ スポルティーバ。

文 藤島知子
写真 荒川正幸

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