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2014.11.07

秋の彩りのように、多彩な美しさで魅せるアルファ レッド

木々が赤や黄色に色づき、食材も豊かになるこの季節、私は妙にクルマに乗りたくなる。ドライブの季節だから…と言ってしまえばその通りだが、冬枯れを前にして、すべてのものにパッと情熱の火が灯るように感じて、そのワクワクした雰囲気に圧倒されて、妙にあちこちへと足を伸ばしたくなる。

もちろん、そう思った通りにドライブに出られるわけでもないから、ときには遠出を計画してみるだけなんてこともある。そんなときには、自分のクルマ以外で出かけることを想像してみたりもする。

うーん。どんなクルマがいいかなぁ……

せっかくカラフルなシーズンなんだから、情熱的な赤のボディカラーなんかいいよね。まあ、普段のクルマも赤なんだけど(笑)そういえば、アルファ ロメオってボディ・カラーのバリエーションが豊かなんだよね。実は、アルファ ロメオでは同じ「アルファ レッド」と呼ばれるボディ・カラーでも、数年ごとに色合いを変えているって知ってた? 赤とひと口にいっても、朱色がかったものもあれば、深みのある真紅もあるし、血のような重みのある赤もある。実際、私が所有する1974年型のジュリア・クーペをレストレーションしたときに、ボディ・カラーに「アルファ レッド」を選んだのだけれど、塗装にどんな赤を選ぶか、すごく悩んだ。結局、70年代らしい渋味のある赤を選んだけれど、ジュリエッタなら現代的な彩度の高い赤もいいよね。シーズンごとにファッションが変わるように、ボディ・カラーまで時代の変化を取り入れてるなんて、イタリアのクルマって感じで、お洒落だよね。
 
カラフルなボディ・カラーといえば、私のジュリアと同世代のモデルには、サファリ・イエローなんてユニークな色合いもあったんだよね。1970年代のサイケな時代らしい色合いだけれど、いま見ても、スタイリングの美しさが際立ついい色だって思う。

ちょっと古い話になっちゃったけど、時計の針をぐっと現代に戻して、話を現代のイタリアに。秋らしいカラフルな色合いもステキだけれど、ジュリエッタにはシックなボディ・カラーもあって、これがまた「やっぱりイタリアのクルマってお洒落だなあ〜」って思える。ミラノのスピガ通りあたりの街角で、空いたスペースにグレイのジュリエッタを縦列駐車して、若いお洒落なカップルがさっと降りてくるシーンなんて、すごくステキ。どきっとするほど先進的なファッションを身に纏う人こそ、シックなボディ・カラーはオススメ。イタリア人ってポイントになるところにはトンガッたものを取り入れつつ、そのほかをグッと抑えてバランスをとるのがうまい。きっとこういうセンスの良さが、先鋭的なデザインを生んでるんだろうなあ、って思う。個人的には、アルファ ロメオにはホワイトのボディ・カラーも似合うと思う。ぎゅっと凝縮したジュリエッタのスタイリングだと、陰影が強調されて、とってもエレガント。

季節にあわせて、バッグや服を変えるように、クルマのスタイリングやボディ・カラーにも気を使ってみるのもいい。だって、クルマって自分より大きなものを身に纏うんだもの。ジュリエッタのような個性的なクルマを選ぶなら、なおさら自分らしい生き方や自分らしいファッションにあう自分らしいボディ・カラーを選ぶのもいいと思う。

ここまで私の “妄想ドライブ”につきあわせておいてなんだけれど、時間が許すなら、一番のオススメは秋の日本を味わい尽くすリアルなドライブに出かけるってこと。「でも、モーター・ジャーナリストでもない限り、自分のクルマ以外に乗るチャンスなんてないよー!」という声が聞こえてきそうだけれど…嬉しい事に、ちょうど今、ジュリエッタの3日間モニターキャンペーン中♡ 本音を言えば、私だって「新車に乗って、記事を書かずに済むならこんないい仕事ないんだけどなあ」っていつも思ってるんだから(笑)みなさんもぜひ、この機会をお見逃しなく。


川端由美(かわばたゆみ)

大学院で工学を修めた後、エンジニアとしてメーカーに就職するも、子供のころからのクルマ好きが高じて自動車雑誌の編集部員に。現在は、フリーランスの自動車ジャーナリストとして、自動車の環境問題と新技術を中心に、技術者、女性としての目線を活かしたリポートを展開する。自動車雑誌だけでなく、経済誌、ライフスタイル誌など幅広い媒体に寄稿する。
大学時代にフィアットアウトビアンキA112に乗り、二玄社『NAVI』編集部に入ってまもなくGTV(V6モデル)を購入。現在所有する1974年型アルファ ロメオ 2000GTVとは、かれこれ12年ものつきあいになる。