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2015.05.08

門外不出だったカプリ島の「伝説の香水」カルトゥージアを、大切な人への贈り物に

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南イタリアの風光明媚なリゾート地、カプリ島。世界的に有名な「青の洞窟」以外にも見どころは多く、ちょうど今の時期から秋頃にかけてがシーズンだ。今回ご紹介するのは、この美しい島に生育する植物を原料に、昔ながらの製法でつくられる「カルトゥージア」。洗練された中にもイタリアらしい手づくり感とこだわりが凝縮され、身につける人の魅力を増幅させる香水である。

150505_Alfa_02開放感あふれる地中海の光と風をイメージした、カルトゥージアの中でも一番人気の「メディテラネオ-地中海-」(オードパルファン/18,360円)。さわやかなカプリ産のレモンリーフにきりりとしたティーリーフがアクセントを添え、男性にも女性にも好まれる香り。

カルトゥージアのフレグランスは、強すぎないナチュラルな芳香の中に個性が光る。高い品質だけでなく唯一無二のストーリーを併せ持ち、アルファ ロメオに乗る女性への贈り物としてふさわしい逸品。アルファ ロメオを愛する男性が自分の想いを伝えるために選ぶアイテムとしても、あるいは、車内を芳香で包むフレグランスとして使っても似つかわしいだろう。

150505_Alfa_03カプリ島の明るい雰囲気をそのままに伝える「アーリアディカプリ-カプリの風-」(オードパルファン/18,360円)。ウッディなベイリーフのエッセンスにミモザとアイリスの甘い香りがからみ合う、女性におすすめの香り。

カルトゥージアとは「修道院」の意味。1940年、カプリ島の修道院長がとある古文書の中に“不思議な香りの水”の記述を見つけて興味を惹かれ、ローマ法王の許可を得てピエモンテの科学者に協力を求める。そして、その香りを再現することに成功。こうして、世界で最も小さい香水製造所「カルトゥージア」が誕生した。

150505_Alfa_041960年代後半のカプリ島の活気に満ちた昼と華やかな夜をイメージした「フォーゲットミーノット -わすれな草-」(パルファン/18,360円)。イチジクとバニラの甘さが、誰もが持つ「忘れられない時間」を優雅にノスタルジックに演出。

完全手づくり、門外不出の香水が日本に登場

時を経た現在も、カルトゥージアはカプリ島のかぐわしい花々や果実、ハーブといった天然原料のみを用いて古来のメソッド通りにつくられている。ボトリングからパッケージにいたるまでひとつひとつ手作業で。完全な手づくり、限定生産を貫くことで、当時の伝統をそのまま受け継いできたこの香水は、驚くべきことに、2002年9月までイタリア国内でさえ流通していなかったという。まさに門外不出のフレグランスが、ついに日本でも入手できるようになったわけだ。

古文書の不思議な水の正体とは

ところで、古文書にあった“不思議な香りの水”とはどのようなものだったのか。舞台はさらに遡り、1380年のある日。ナポリを支配していたアンジュー家の王妃がカプリ島を訪れることになり、当時の修道院は島中の美しい花々を生けて歓迎した。3日後、王妃が島をあとにし、花々を片付けていた修道院長は花器から神秘的な甘い香りがただよっていることに気づく。錬金術師に研究を依頼したところ、その香りがカプリ島に自生する植物から発せられていることが発覚。これこそが “不思議な香りの水”。王妃を歓迎するために美しく飾られた花々がきっかけとなって生まれた香水なのだ。

150505_Alfa_05カプリの修道士たちが島で採れるハーブやスパイスをもとに調合した、1681年当時のレシピをそのまま受け継いだ「1681 -カプリ1681-」(オードパルファン/15,120円)。端正な中に品格を感じさせるムスクベース。

大切な人に贈るものだから、大切につくられたものを選びたい。カルトゥージアなら、歴史も製法も実際の香りも、贈った相手を喜ばせてくれるに違いない。オードパルファンやパルファンだけでなくソリッドパフューム、ルームスプレー、シャワージェル、キャンドル、リネンフレグランスなどラインナップも豊富なので、好きな香り、好きなアイテムを見つけてほしい。

150505_Alfa_06母の日といえばカーネーション。じつは、カルトゥージアの女性向けフレグランスには野生のカーネーションがベースとして使われている。そんな秘話も母の日の贈り物にふさわしい。ちなみに男性用はソラーロ山で採取されるローズマリーがベース。

イタリア人は暮らしを楽しむ天才。好きな香りを身にまとうこともそのひとつかもしれない。大切な人にステキな香水を贈ったり、大切なクルマをステキな香りで満たしたり。それもまた、暮らしを楽しむことにつながるだろう。

*Carthusia(カルトゥージア)

撮影 SHIge KIDOUE
取材・文 山根かおり

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