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2013.05.20

12,000人が体験!「Tokyo Rainbow Pride 2013」イベントレポート

Alfa Romeoは、「Drive your own Way. Be yourself.」をスローガンに、2011年よりLGBTアーティストの活動をサポートを続けています。先月28日、渋谷・原宿で開催され、集客人数のべ12,000人を記録したイベント「Tokyo Rainbow Pride 2013」のパレードでは、公式スポンサーとして、GiuliettaとMiToの2台が参加しました。すべての人々が自分らしく“カラフル”な個性を生きるために、今私たち一人ひとりにできることとは? 今回はTokyo Rainbow Pride代表、山縣真矢さんをゲストにお招きし、お話をうかがいました。

※LGBTとは、レズビアン(Lesbian)、ゲイ(Gay)、バイセクシュアル(Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)の頭文字をとったセクシュアル・マイノリティを総称する言葉のひとつ

大盛況のうちに幕を閉じたパレード、「Tokyo Rainbow Pride」でしたが、LGBTの歴史と今回のイベント開催の経緯を教えてください。

山縣真矢(以下、山縣):LGBTをテーマとしたパレードは、もともと1970年代のアメリカに始まり、イギリスやフランス、ドイツ、イタリアやオーストラリアなど、世界規模で行われるようになりました。日本で本格的な活動が始まったのは1990年代に入ってからです。今回のように代々木公園を会場に、Tokyo Rainbow Pride(以下、TRP)と題してイベントを開催するのは、昨年2012年に続き、今回が2回目です。

読者の皆さんのために、いま一度イベントコンセプトについてお聞かせください。

このイベントは、セクシュアル・マイノリティの方々の人権を伝える場であることはもちろん、いわゆる一般の方々、マジョリティの人たちもご参加いただけます。パレードを見たり、参加したりすることで、より多くの人たちがご自身や周囲の人の「ジェンダー」や「生き方の多様性」について考えるきっかけになれば幸いです。

当日、会場の様子はいかがでしたか?


山縣:今回、LGBTの存在をよりよく知っていただくための新しい試みとして、代々木公園のステージで、野宮真貴さんや中村中さんといった幅広いゲストを迎え、トークショーやライブを行いました。中村さんのライブでは、一緒に歌い出すお客様までいて、素晴らしかったです。こうした一体感はパレードだけでは実現しなかったことなので、企画して本当によかったと思います。

今回、Alfa RomeoもTRP公式スポンサーとして参加しました。いち企業がサポーターとして加わることの意義についてどのように感じていますか?


山縣:このようにインターナショナルな企業からご支援いただくことで、これまでとは違った層の皆さんにもLGBTの存在やカルチャーを知っていただくよい機会になったと思います。また、私たちは「Embrace the idea of diversity(多様性を受け入れよう)」をテーマに掲げ、活動を展開していますが、こうした精神は、車を通じて、人々により自由で個性的なライフスタイルを提案するAlfa Romeoブランドコンセプトにも通じる部分があると感じています。

会場では「Drive your own Way. Be yourself.」のメッセージをペイントした、GiuliettaとMiToの2台を展示しましたが、若いカップルから、お子様連れのファミリーまで、多くの方々が足を止めてくださいました。お互いがリンクしあいながら、よい化学反応が起きていたように見受けられました。TRPとしては、今後どのような活動を目指してゆくのでしょう?

山縣:現在、既に来年の同時期、4月の最終日曜日にTRPの開催を予定しています。なによりも大切なことは、とにかく活動を「続けていくこと」だと考えています。イベントの参加者には、本当に様々な方々がいます。中には10代の若者もいて、これまで学校で誰にも自分の本心が言えず孤独だったけれど、「勇気を持つことができた」「理解しあえる仲間に出会うことができた」と語ってくれる子や、「久しぶりに大切な友人と再会できた」という方がいたり。そうした声をもらうたび、みんなが「いのちの一歩を踏み出す場所」「帰れる場所」を創り続けていかないと! と強く実感します。

今年はパレード参加者2100人、イベント全体ではトータル12,000人の方にご来場いただきました。今後、より一層、レインボー(LGBT)の輪が広がっていくといいですね。最後に、読者の皆さんへのメッセージをどうぞ。

山縣:LGBT、ジェンダーの問題に限らず、「政治経済」「環境」「文化」「思想」といった様々な局面で私たちは今、大きな変化の時を迎えているように思います。今後、あらゆる局面において、「白・黒」だけでは割り切れない多種多様な視点が必要になるでしょう。マイノリティ、マジョリティの垣根を超え、すべての人たちがより自分らしく、それぞれの個性をありのままに生きていくためには、私たち一人ひとりが異なった価値観を「グラデーション」として受け入れていくことが重要です。TRPの活動がその一つのきっかけになれば、この上ありません。

曖昧でありながら、一つひとつが美しい名を持つ絵の具のように、世界という大きなパレットの中で、各々が混ざり合い、響きあい、心地よいハーモニーが紡がれていく、そんな社会の実現を願っています。

東京レインボープライド公式HP