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2017.08.04

“記憶映え”の高さに惹かれる『神楽坂焼肉Kintan』のスペシャルコース

夏に屋上で味わうルーフトップBBQ、Kintanグループの旗艦店となる『神楽坂焼肉Kintan』がオープン!

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“柔らかい”というのは、肉を口にした第一声としてよく聞く表現だが、それは常套句(じょうとうく)に過ぎない。あるいは、食感以外に語ることがない肉にしか出会った経験がなければ、有り体の感嘆符で盛り上がる他にないのかもしれない。
そんな過去がモノクロームの世界だとすれば、背景としてのインテリアにも細心の注意を払ったこの店が出す肉を味わった後の記憶は、香りさえも定着する彩り豊かなものになるだろう。そういう意味合いで、これほどまでに見ても味わっても“bella”が際立つフォトジェニックな焼き肉店は稀有かもしれない。

グループ最新ながらフラッグシップになった神楽坂店

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2017年3月30日にオープンした『神楽坂焼肉Kintan』。神楽坂と言えば、かつて花街として栄えた古風な艶を残す町でもある。
「我々はこれまで、港区や渋谷区など、情報感度の高い地域で店舗展開を果たしてきましたが、新宿区という未知のボリュームを持つゾーンにも出店したい意欲がありました」。そう話したのは、Kintanグループを運営するカルネヴァーレの代表取締役、鳴坂竜一さんだ。ちなみにKintanは、各店舗ともに所在地が先に来る店名で統一されている。恵比寿であれば『恵比寿焼肉Kintan』。そして最新店の神楽坂であれば『神楽坂焼肉Kintan』といった具合に。これは、それぞれの場所で愛されたいという鳴坂さんの願いの表れだ。

インテリアデザインのイメージはワイナリーのゲストハウス

~「ゴージャスさを競うのはもう古い」。Kintanが提案するカジュアル・リッチとは~

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▲ワイナリーに備わるゲストハウスをイメージした個室。

土地柄ごとに店舗の雰囲気を変えるKintanだが、全店に通じるコンセプトは“カジュアル・リッチ”だという。
「もはやゴージャスさを競う単純な豪華さは古い価値観です。かつての高級焼き肉店が得意とした大理石だらけのインテリアなど、今の30~40代にとっては完全にトゥー・マッチ。我々が打ち出すカジュアル・リッチとは、楽しく食べるためのカスタマイズを意味します。焼肉のカスタマイズとは、様々な美味しい部位を少しずつ、ちょっとだけ高級な赤ワインと共に普段着感覚で召し上がっていただくことです。そのためには、肉の質やワインのチョイスを厳密にするのはもちろん、この店舗ならではのインテリアデザインにもこだわりました。一言で言えばフランス語で家を意味するCASA(カーサ)。ワイナリーに備わるゲストハウスをイメージしました」

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▲2階に位置する長大なテーブルを構えたグランドダイニング。

これぞフォトジェニックな1日3組限定のルーフトップBBQ。

1階と3階に備わる個室は、基本的にエイジングされた木材と石材で構成され、落ち着いた雰囲気を醸し出している。2階は長大なテーブルを構えたグランドダイニングと呼ぶべき広間。さらにビル1棟丸ごとの物件がもたらした屋上は、1日3組限定のルーフトップBBQを楽しめるスペースとした。この屋上、遮るものなく外堀通りに面したお濠が一望でき、春になれば満開の桜を眺めることもできる。

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▲1日3組限定でBBQを楽しめるルーフトップスペース。

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▲KINTAN ルーフ・トップBBQコース。/スパークリングや赤白ワイン等20種類以上のドリンクを取り揃える。

カジュアル・リッチを表現したコースメニュー

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▲夏のパーティープラン/スペシャルコースの前半コース。

そんな店づくりに触れるだけでも、鳴坂さんの言うカジュアル・リッチの真意が伝わってくる。では、肝心の焼肉はどうか。これは、Kintanが3大名物とする熟成・生肉・赤身肉が盛り込まれた全15品の『夏のパーティープラン/スペシャルコース(税込1万2千円)』からそのクオリティーを紹介する。

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▲日本一のサーロインユッケ。/熟成Kintanと黒タンの食べ比べ。

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まず前半のトピックはサーロインユッケ。いわゆる牛刺しを提供するには、流通業者も含めた保健所の厳しい検査が必要だが、“様々な美味しい部位を少しずつ”というコンセプト実現に向け、あらゆる手間を惜しまないところに胸を打たれる。
その次は、これまたKintan自慢の熟成タン。そして中盤に向け、和牛特上カルビ、極上シャトーブリアンと続いていく。これら特選和牛はもちろん柔らかい。ただし、歯応えとしての柔らかさ以上に、口の中で繊維がゆっくりほどけていく感覚が素晴らしく、Kintanの肉の躾(しつけ)の巧みさにはむしろ言葉を失うほどだ。

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▲夏のパーティープラン/スペシャルコースの後半コース。

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▲サーロインの極上焼きすきやき。

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▲サーロインをサッと炙って、トリュフ・トリュフオイル・卵黄が入った割り下にイン。

カジュアル・リッチの特徴を顕著に表現していると評すべきは、肉の〆として出される焼きすきやきだ。極薄のサーロインを網であぶり、トリュフと卵黄を溶かした割り下にくぐらせ一口大の白米と一緒に口に運ぶ。このトリュフ香るすき焼きと白米のマリアージュが、この上なく絶妙なのである。

肉食の本能すらコントールされるKintanの魔力

~日本初上陸のナパ産を始め、赤ワインのラインナップも充実~

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これら特別な肉をいただくのにふさわしい赤ワインのラインナップも充実している。お勧めは、高品質ワインの産地として有名なカルフォルニア/ナパ・ヴァレーのベリンジャーワイン。日本初上陸というフックに惹かれる。
「やはり肉を食べると体が奮い立ちますよね。火と肉は、人間の本能に訴えかけるものがありますから」。そうした肉に対する本能を上手にコントロールされ、胃袋以上に心が静かに満たされていく。Kintanのコースには、そんな魔力がある。
気忙しさがつきまといがちな従来の焼き肉店とは異なり、おだやかで居心地のいい空間と最高の食材。Kintanには記憶映えの高さがある。
アルファ・レッドを彷彿とさせるような最高級牛肉とワイン、モダンでコンフォートなインテリア。
そこにはおそらく、思い出した途端に足を運びたくなるスイッチも刻み込まれるはずだ。

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神楽坂KINTAN
場所:東京都新宿区神楽坂1-10-2
営業時間:

lunch
月-金 11:30-15:00(LO14:30)
土日祝 11:30-14:30(LO14:00)
dinner
月-金 18:30-23:30(LO22:45)
土・日・祝日 17:00-23:00(LO22:15)
※テラスの営業時間は条例に従って23:00まで。
※紹介したメニューは変更となる場合がございます。詳しくは店舗までお問い合わせください。

アクセス:JR飯田橋 西口 徒歩3分
東京メトロ 飯田橋駅 B3番出口 徒歩1分

TEL:03-3260-4129

PHOTOGRAPHY: Nozomu Toyoshima
TEXT: 田村十七男

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