Diversity 2012.02.29

Auction for 東北

東日本大震災の被災地復興支援をするために2011年6月に行われた『MTV VMAJ フリーマーケット for東北』。国内外のスターのステージ衣装や楽器、サイン入りグッズをはじめ、協賛社や協力社から数多くのスペシャルアイテムが提供出品され、オンラインオークションを通じて集められた全ての収益金は、日本赤十字社を通じて被災地に寄付金として提供されました。

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フィアット グループ オートモービルズ ジャパン株式会社からは、Alfa Romeo MiTo が出品され、2011年6月25日からの一ヶ月の期間でオークションを開催。
最終的にMiToを落札されたのは小森春樹さん。胸の内にある熱い思いを伺わせていただきました。

————オークションに参加された動機は?

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MiToに出会うまでは、国産のワゴンモデルとミニバンを所有していました。『次はスポーティな小型車に乗り換えてみたい』という思いもあり、MiToの購入を検討していました。私は水戸市在住なのですが、我が家の小学4年生の子供と次に乗り換えるクルマの話になったとき、“水戸”の地名に掛けて、“ミト”というクルマがあるという話を冗談交じりに話していたのです。

ちょうどその頃、Alfa RomeoのホームページでMiToのチャリティオークションの存在を知りました。東日本大震災の影響で日本がこのような状況に陥ってしまって、『自分で何かできることはないだろうか?』と思っていたタイミング。我が家も外壁にヒビが入ってしまったり、瓦の一部が落ちてしまったりしていたのですが、復興支援を考えたとき、少しの義援金を出してはみたものの、ボランティアで協力するという選択肢もありましたが、時間を持つことができませんでした。ならば、この機会に『オークションに参加してみよう』と決意を固めていました。

そうはいっても、オークションなどやったこともない私にとって、参加するのは敷居が高いことでした。まずは、どういう風にしたらオンライン上でオークションに参加できるのかを調べるところからスタートしていったのです。

オークションには『義援金になるのであれば、いくらになってもいいものだろう』という気持ちで臨みました。結果的に落札することができましたが、自分自身が復興支援に少しでも役に立てたことを嬉しく思えたのと同時に、こうした機会を与えてくださったAlfa Romeoに対して感謝の気持ちでいっぱいでした。

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こうして、我が家にやってくることになったMiToですが、オークションやイベントに展示されてきたクルマです。少しでも大震災の記憶を皆さんの心に残していくためにも、ナンバープレートは震災が起こった日にちを刻む『・311』にすることに決めました。

————特別な経緯で手にすることになったMiTo。今後はどのように向き合っていきたいですか?

このクルマと向き合う上では、震災復興を機に出会えたクルマということもあり、東北にドライブに出掛けたいと思っています。福島方面では磐梯吾妻スカイラインには行ってみたのですが、今後は宮城や岩手も訪れてみたい場所ですね。

趣味で釣りを楽しむときにMiToで出掛けることがあるのですが、実用性の高さは重宝しています。後部座席の背もたれを倒すと、趣味の道具などたくさん荷物が積めるというのは意外な発見でした。
じつは、私にとってMiToは初めての欧州車。クルマに自分が慣れなければいけないところもありましたが、乾式デュアルクラッチオートマチックトランスミッション『Alfa TCT』は、マニュアルモードにした際、シフトチェンジを積極的に楽しめる点も楽しいですね。マニュアル車好きの私にとって、変速が自由に楽しめる点も気に入っています。普段は私がハンドルを握っていますが、オートマチックモードでは普通のオートマチック車と同様にペダル操作だけで扱えますし、決して乗りづらいクルマではありません。今後は妻にも運転してみてほしいと思っています。

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「自分が何か力になれることはないだろうか?」

震災復興に向けて歩み始めた日本と小森さんに一歩踏み出す勇気を与えたMiTo。
MiToと共に過ごす時間を通じて、大切なご家族とともに素敵な思い出を刻んでいっていただきたいものです。

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