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2017.10.13

日本にいながらエーゲ海の風を感じる。箱根・仙石原のフォトジェニックな自然薯蕎麦店『箱根 九十九』

アルファ ロメオで向かいたいインスタ映えするおすすめグルメ! 今回はそば特集。TVで人気の「自然薯ムースの白いカレー蕎麦」や「とろろ蕎麦御膳」を味わう。

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休日にはフォトジェニックなグルメを楽しみたい。そんな人々に人気の蕎麦屋が、箱根・仙石原の『じねんじょ蕎麦 箱根 九十九(じねんじょそば はこね つくも)』だ。2016年7月にオープンしたばかりのこの蕎麦店は、箱根の名店で修業した伝統に連なる蕎麦屋でありながらも、日本とは異なるヨーロッパの風を感じさせてくれる内観や、和と洋を融合させたアイディアに溢れたメニューなどで話題となっている。その注目スポットに、アルファ ロメオ『ジュリエッタ(GIULIETTA)』で向かった。

エーゲ海の風を感じながら、箱根伝統の自然薯蕎麦を。

都内から約1時間半。仙石原に入ると豊かなススキが広がる。箱根・仙石原の歴史は古く、樹木が生えない広大な原野であったことから、“ここを開墾すると穀物が千石獲れる”という意味で、江戸時代初期までは「千石原村」と呼ばれていた。しかし、千石原の土壌は火山灰土壌で湿地帯でもあったため、穀物が千石育つことはなく、屋根葺き用のカヤが栽培され、ススキの名所となった。秋~晩秋にかけてはススキが黄金色に変わり、その様子は“黄金色の絨毯”とも言われる。これからの季節のドライブスポットとしても最適な地域だ。

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『箱根 九十九』に到着すると、まず驚くのは、通常の蕎麦屋とは異なるスタイリッシュな白が目を引く外観。洋と和が融合したデザインは、美術館なども多く点在する箱根の雰囲気とも違和感なく溶け込んでいる。また、店内に入るとそこはまるで別世界。地中海の東北部=エーゲ海をイメージした店内は随所に鐘や絵画、オブジェが飾られており、まるで日本とは思えないような不思議な風景が広がっている。

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とはいえ、味も本格派であることが『箱根 九十九』の魅力。中でも最大の特徴は、地元の自然薯(ヤマイモ)を練り込んだ自然薯蕎麦を提供していることだ。ヤマイモは良質な澱粉質の他、ミネラル豊富で新陳代謝を促す作用を持っているため、疲労回復、成人病予防などにも効果がある。エーゲ海をイメージした内観同様、和と洋が融合したコース料理形式のメニューもあり、新たな食体験が広がっている。スタッフの竹中さんにお話を聞いた。

和と洋を融合させた、ユニークな蕎麦を味わって(『箱根 九十九』竹中健剛さん)

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――『箱根 九十九』は蕎麦屋でありながら、店内はエーゲ海がイメージされていますね。これはどんなアイディアではじまったものだったのでしょうか?

箱根という場所で、非日常的な空間でお蕎麦をお召し上がりいただきたい、という気持ちからですね。外観や内装を見て「えっ何屋さん?!」と驚かれる方は多いです。とはいえ、料理を提供する側からすると、内装の面白さを出すことは自らハードルを上げることにも繋がるわけですから、あくまで「蕎麦の味で勝負する」ということは考えています。つなぎとして使用する自然薯にもこだわり、自社で栽培したものを使用しているので、独特の香りやコシの強さを感じていただけると思います。

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――メニューも、通常のお蕎麦屋さんにはないようなメニューが多く揃っていますね。

そうですね。和と洋を織り交ぜたものが多く、カレー蕎麦には自然薯のムースを使っています。これはビシソワーズをヒントに開発したものですね。
まずは美味しいお蕎麦であることを大切にして、その中でユニークな体験もしていただければ嬉しいです。また、今までの常識にとらわれないメニューを開発することも大切にしています。イタリアンテイストで魅せることも考えますし、遊び心も大切ですね。また、蕎麦も色々な配合がある中で、最終的に今の形に落ち着いています。蕎麦は生き物なので、毎日温度や湿度を考えて細かな調整をしているんですよ。

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とろろ蕎麦御膳から自然薯ムースのカレー蕎麦まで! バラエティ豊かなメニューに舌鼓。

では実際に蕎麦をいただいてみよう。まず注文したのは、定番の人気メニューとなる「自然薯とろろ蕎麦御膳」。コース料理での前菜にあたる「そば前」とは、かつて蕎麦が茹で上がるまでにお酒とともに楽しまれていたもので、『箱根 九十九』では和洋折衷して作られた全9種類から3品選択可能。

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この日は「自然薯の蕎麦衣揚げ」「トマトゼリー豆乳ムース仕立て」「合鴨ローストのサラダ仕立て」の3種を選んだ。中でも自然薯の周りに蕎麦を衣のように付けて揚げた「自然薯の蕎麦衣揚げ」は、香ばしくサクサクした蕎麦衣と自然薯の風味の対比が楽しい一品だ。

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▲写真右から「自然薯の蕎麦衣揚げ」「トマトゼリー豆乳ムース仕立て」「合鴨ローストのサラダ仕立て」

他には「自然薯と旬野菜のピクルス」「むかごのバターソテー」「いぶりがっことモッツァレラ」「豆乳で仕立てた湯葉豆腐」「そば味噌そばせんべい付」「元祖小田原かまぼこ クリームチーズのわさび漬け」などがある。

肝心の蕎麦自体も、口に運ぶと蕎麦本来の風味と自然薯の優しい風味が絶妙に香っていて美味しい。自然薯の蕎麦は独特のコシがあり、通常の蕎麦とは異なる食体験ができる。とろろご飯もセットになっているため、自然薯と蕎麦の魅力をたっぷりと堪能出来るはずだ。

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続いていただいた「自然薯ムースの白いカレー蕎麦(温)」は、大きな器が一面雪景色、もしくは雲のようにフワフワとした真っ白なムースに覆われている。実はこのムース、蕎麦にも練り込まれている地元産の自然薯を皮ごと加えてメレンゲと合わせたものになっており、箸で麺をすくうと中から濃厚な和風のカレー出汁と自然薯蕎麦とが顔を出す。インスタ映えするとTVでも紹介された話題のメニューだ。非常にボリュームたっぷりなので、女性はこの一杯で十分満足してしまうかもしれない。

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▲「自然薯ムースの白いカレー蕎麦(温)」

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他にも、余計なつなぎは使用せず自然薯のねばりのみで作られる「自然薯なまとろ」や、「小田原漁港直送鮮魚のカルパッチョ」、明太子パスタから着想を得た「豆乳湯葉そば~明太子を添えて~(温・冷)」、デザートとしてオススメの「そば風味のパンナコッタ」など、メニューには様々な工夫が凝らされており、目にも舌にも楽しい。夜にはライトアップされてまた違ったムードになる外観もいい。今まさにススキが見ごろを迎える箱根・仙石原で、あなたもぜひ、ユニークな食体験をしてみてはいかがだろうか。

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Information
じねんじょ蕎麦 箱根 九十九
住所:〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原917-11
TEL:0460-84-0899
http://hakone-soba.com/

PHOTOGRAPHY: 大石 隼土
TEXT: Jin Sugiyama

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