News 2011.06.12

Azzurri 2011 レポート

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主催:チンクエチェント博物館
寄稿:自動車ライター 武田公実

チンクエチェント博物館は、おかげさまで今年10年目を迎えることとなりました。
今後はイタリアの文化でもある魅力的なクルマたちを、博物館内のみならず色々な場所で親しめる「移動博物館」というテーマを設定、日本各地の津々浦々でイタリア車とイタリア文化に触れていただけるようなイベントを増やしていきたいと考えています。

その一環として、イタリア車を対象としたタイム&ドライブラリーイベント「愛知アズーリ」を、今年5月28日に名古屋市名東区の“アウトガレリア・ルーチェ”を拠点に初めて開催することとなりました。

“アズーリ(Azzurri)”とは“青”。
特に空のような明るい青色を表すイタリア語“アズーロ(Azzurro)”の複数形です。
我々クルマ好きにとっては、イタリアのカラーといえばアルファ ロメオやフェラーリなどの“イタリアンレッド”のイメージが強いのですが、赤がイタリアのナショナルカラーであるのは、実は自動車やオートバイのレースに限られたこと。
国際格式のスポーツでは、アズーリの代名詞でもあるサッカーの代表チームをはじめ、アメリカズ・カップに参戦するヨットチームなども“アズーリ”の名で呼ばれたことがあるなど、イタリアでは各スポーツの代表チーム、あるいはイタリアの象徴とも言えるカラーとされているのです。
そして、クルマでもイタリアを代表するブランドが勢ぞろいした“イタリア代表チーム”として、イタリアの自動車全ブランドを対象としたイベント「愛知アズーリ」を開催することにした次第です。

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“アウトガレリア・ルーチェ”からスタートする、アルファロメオGT2.0JTS。
このあと、けっこう難題なクイズを解きつつ、規定時間で走るという難しいミッションに挑みます。

当初の予定では、静岡・御殿場を舞台に行われる予定でしたが、東日本大震災の影響でイベントの円滑な運営に支障をきたす恐れが発生してしまったため、まずは地元愛知県にて開催されることとなりました。
東海地方では随一の景勝地としても知られる香嵐渓など、奥三河の美しいコースを約145kmにわたってドライブし、その後は“アウトガレリア・ルーチェ”に隣接する人気イタリアンレストラン“リストランテ・エスト”の美味しいランチを堪能する、という比較的ユル目のドライブラリーではありますが、コース上の各地に設定されたクイズと、オーガナイザー側で設定した走行時刻に近付けるという課題によって、予想以上の熱戦が展開されることになったのです。

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奥三河のワインディングを、軽やかな排気音とともに駆け抜けるMITO。今回はかなりツイスティなコースの連続でしたが、クルマがMITOならば、さぞかし楽しかったことでしょう。

エントリー可能車両は、イタリア車ならばブランド・年式問わず、なんでもOK。
アルファ ロメオやアバルトなどの人気ブランドはもちろん、イベントを華かにするフェラーリ&ディーノやマセラティなど、素晴らしいスーパーカーの数々も参加してくれましたが、もちろんアルファ ロメオも数多くエントリー。
当初参加が予定されていたジュリエッタ750スパイダーは、天候もあって不参加となりましたが、それでも最初期モデルのジュリア・スプリントGTやGT1300ジュニアから、今でも人気の高い156にGTV、そして最新モデルのMITO、159ベルリーナ、ブレラに至る各世代のアルファ ロメオが大集合。
美しいスタイルと素晴らしいアルファ・ミュージックで、記念すべき第一回の愛知アズーリを大いに盛り上げてくれました。

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我々のカメラカーとしても活躍した159TI。大柄なボディがツイスティなコースでは手に余ると思いきや、フットワークは意外なほどに良好でした。今回同乗させてくれた“アルファロメオ岐阜”さんに感謝です。

実は今回の「アズーリ」は、当初は「箱根アズーリ」として静岡・御殿場を舞台に開催される予定でしたが、東日本大震災の影響でイベントの円滑な運営に支障をきたす恐れが発生してしまったため、今回は地元・愛知県での開催となりました。
しかし、今年の10月8日には本来予定していた“ミュゼオ御殿場”周辺にて「箱根アズーリ」の開催が予定されています。
また9月4日には、愛知県長久手町の愛・地球博記念公園(モリコロ・パーク)にて、イタリア車を中心とするヨーロッパ車が約500台も集結するミーティング「ミラフィオーリ」。
翌週の9月11日には山梨県・富士カームにてイタリア車限定の大規模ミーティング「第二回トリコローレ」も開催されます。
そして11月13日には兵庫県芦屋市・奥池園地で、トリコローレの関西版「第一回マキナ・イタリアーナ」も予定されています。
さらに、ちょっと気の早い話ではありますが、「北海道アズーリ」も2012年7月29日(日)に開催することが決定しているなど、アルファ ロメオとそのファンが集まることのできるイベントは、このあとも目白押しなのです。

今後とも、私たちチンクエチェント博物館の展開する「移動博物館」に、是非ともご注目いただきたいと思います。

取材・文 自動車ライター 武田公実

チンクエチェント博物館とは
世界初の「500の博物館」として2001年に誕生。初期型の希少な500の展示を中心に、関連資料や映像をご紹介しています。
館内ではエスプレッソを飲みながら、ちょっとノスタルジックで優雅な時間をお楽しみいただけます。博物館のオリジナルグッズやイタリアから直輸入のレアアイテムを多数展示、販売している併設のミュージアムショップも人気です。
また、博物館のある「チッタナポリ」はイタリアンムード満点のリゾート施設。イタリアンレストランもあり、一日ゆっくりとイタリア気分に浸っていただけます。

チンクエチェント博物館

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