News 2018.03.05

日本を代表するトップクリエイターたちが手がけたアルファ ロメオの新感覚のショールーム、サローネ・ロッソ。その魅力とは?

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ジュリアのデビューに伴いショールーム内に誕生したくつろぎの空間サローネ・ロッソ。プロジェクトに参加した日本を代表する一流のクリエイターたちが、そのこだわりを語る

昨年末に日本デビューを果たしたアルファ ロメオ『ジュリア(Giulia)』。それに伴い、アルファ ロメオを専売するショールームの一角にブランドの世界観に浸れる空間『サローネ・ロッソ(SALONE ROSSO)』が誕生した。アルファ ロメオでは現在、各地の正規ディーラーで、アルファ ロメオを象徴するレッド(ROSSO)とそれを引き立たせる白、黒、グレーを基調にした新CIの導入が続いている。その店舗内で、訪れた人々に極上のくつろぎを提供してくれるホテルのラウンジのような空間(SALONE)が、『サローネ・ロッソ』となる。この新スペースは、日本を代表するクリエイターたちのコラボレーションによって完成している。そこに込めた思いを、クリエイターの方々に語ってもらった。

EBA2262 日本を代表するトップクリエイターたちが手がけたアルファ ロメオの新感覚のショールーム、サローネ・ロッソ。その魅力とは?

ショールームのラウンジをホテルのロビーへ。総合監修はTRANSIT GENERAL OFFICE。

総合監修を務めたのは、トランジット ジェネラル オフィス(TRANSIT GENERAL OFFICE)代表・中村貞裕氏。中村氏は2001年に“ファッション、建築、音楽、デザイン、アート、飲食をコンテンツに遊び場を創造する”をコンセプトにトランジット ジェネラル オフィスを設立。多くのブランドカフェやレストランの運営、ホテル、オフィス・商業施設のブランディングやプロデュースで活躍する、いわば空間プロデュースのスペシャリストだ。その中村氏がイメージしたのは、多くの人が集う場所であり、魅惑的な世界へのエントランスにもなる、ホテルのロビーだった。

総合監修: TRANSIT GENERAL OFFICE代表 中村 貞裕

中村貞裕 日本を代表するトップクリエイターたちが手がけたアルファ ロメオの新感覚のショールーム、サローネ・ロッソ。その魅力とは?

「今までに世界中のホテルに泊まってきました。特にそのファーストタッチとなるロビーは、落ち着きのある洗練された場所でありながら、多くの人が行き交う活気のある空間でもあります。アルファ ロメオのショールームでも、架空のアルファ ロメオ・ホテルのロビーをイメージし、お客様にブランド体験をして頂きたいと考えました。“セクシー(sexy)”“インテリジェンス(intelligence)”という2つのキーワードで、インテリアだけに留まらず、音楽やユニフォーム、香り、文具など細部までトータル的なこだわりが感じられるように演出しました。」(中村貞裕氏)

EBA2262 日本を代表するトップクリエイターたちが手がけたアルファ ロメオの新感覚のショールーム、サローネ・ロッソ。その魅力とは?アルファ ロメオ札幌東のショールーム。アルファ ロメオの哲学、世界観を感じられる空間となっている

『サローネ・ロッソ』には随所に“赤=ロッソ”をちりばめながらも、温かな雰囲気のある、くつろぎの空間が広がっている。色気が香る間接照明、グレード感のあるラグやクッション、上質な音楽、そしてホテルのラウンジを思わせる本など、小物のひとつひとつにいたるまでイタリアやアルファ ロメオにまつわるアイテムを中心とすることで、特別な体験を提供する。この空間を実現するため、中村氏が声をかけたのが、アルファ ロメオ同様に“セクシー”で“インテリジェンス”な感覚を持った日本を代表するクリエイター達。ブランドの美学とも共振する各分野のプロが集結することで、エッジの効いた大人のスタイリッシュ空間が誕生した。

インテリア、BGM、ドレスコード――。各分野のトップ・クリエイターが集結

空間演出:川合 将人氏(インテリアスタイリスト)

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空間演出を担当したのは、インテリアスタイリスト、川合将人氏。カーサ ブルータス(Casa BRUTUS)やエル・デコ(ELLE DECOR)などの雑誌やカタログ、展示を中心に、コンテンポラリーなアイテムを巧みに取り入れた空間演出で人気を集めるクリエイターだ。彼は毎年4月にミラノで開催される、世界最大の家具見本市『ミラノ・サローネ』で発信される最新のインテリア・トレンドや、それらを実際に生活の中で楽しむイタリアの人々の暮らしから空間演出の着想を広げ、“くつろぎ・安らぎ”と“情熱・色気”の共存を視覚的に表現した。

re_EBA2277 日本を代表するトップクリエイターたちが手がけたアルファ ロメオの新感覚のショールーム、サローネ・ロッソ。その魅力とは?

「グローバルの基準に基づく、ブラック、シルバー、ホワイト、レッドというカラーのスキーム、そしてメタリックで硬質な内装材で構成されたショールームの中で、いかに調和を図りながらくつろぎを演出できるかが課題でした。複数の観葉植物やアートフォトを飾り、また光の演出としても暖色系のフロアランプを用い、集いの場としての心地良さを感じてもらえる距離感になるよう、空間としての密度を上げました。また、アルファ ロメオのフィロソフィーや美しい車体のデザインを目で楽しむことができる関連書籍を集めたシェルフを設置し、ライブラリースペースとしても機能させています。照明は<フロス>、スツールは<カルテル>など、要所でイタリアのブランドを取り入れているのもポイントです。」(川合将人氏)

音響演出:沖野 修也氏(KYOTO JAZZ MASSIVE)

沖野修也 日本を代表するトップクリエイターたちが手がけたアルファ ロメオの新感覚のショールーム、サローネ・ロッソ。その魅力とは?

上質な空間には音楽も欠かせない。『サローネ・ロッソ』のBGMを監修したのは、実弟・沖野好洋とのDJ ユニット、Kyoto Jazz Massiveとしての活動でも知られる、DJ/作曲家/執筆家の沖野修也氏。彼は情熱的、官能的なアルファ ロメオの魅力を音で表現することで、『サローネ・ロッソ』に音楽面からアルファ ロメオの美学を注入した。

「今回の作業はアルファ ロメオのブランディングでもあり、足を踏み入れた人に心地良さを感じてもらうというサービスの提供でもありました。そこでアルファ ロメオの“赤”に触発されたようなエモーショナルな楽曲を中心に選んだんです。軸となったのは、イタリアのジャズ、イタリアのレーベルの楽曲、またはイタリアのDJのフェイバリット曲。デザイン・コンシャスで、エレガントさを兼ね備えた楽曲で構成しました。他国の音源も、可能な限りイタリアのエッセンスをちりばめています。そうすることで、音楽面からアルファ ロメオの美を補完する役割を果たそうとしたのです。」(沖野修也氏)

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ドレスコードスタイリング:干場 義雅氏(FORZASTYLE編集長/ファッションディレクター)

干場義雅 日本を代表するトップクリエイターたちが手がけたアルファ ロメオの新感覚のショールーム、サローネ・ロッソ。その魅力とは?

そうしたインテリアや音楽をより魅力的にしてくれるのは、その空間にいる人々。『サローネ・ロッソ』のドレスコードスタイリングを担当したのは、フォルツァ スタイル(FORZA STYLE)編集長でファッションディレクターの干場義雅氏だ。レオン(LEON)やオーシャンズ(OCEANS)といった人気男性誌を手掛け、その後、編集者として“ちょい不良(ワル)オヤジ”ブームを作ると、ファッションディレクターとして独立。現在はフォルツァ スタイルの編集長としても活躍している。イタリアを愛し、過去に100回以上の地を訪れたという干場氏が意識したのは、ファッションの面からイタリアの雰囲気、街並みを『サローネ・ロッソ』に再現するという試みだった。

「今回気をつけたことは、風景、街並み、洋服、クルマ、すべてがひとつになったときに“絵になる”ということです。アルファ ロメオは、赤(ロッソ)の色が象徴的であり、それはイタリア人の心とも言えます。だからこそ、イタリア人が好きなエレガントでスポーティなスタイルを意識しました。ミラノやフィレンツェの街で見かける、シックで素敵な人のスタイルです。彼らはいつも、ネイビージャケットに、グレーパンツ、サックスブルーのシャツに、ネイビータイ、足元はブラウンシューズ……。イタリアの街並みに似合う控え目でクラシックなスタイルが基本にあり、そんなスタイルで乗りこなしていただきたいのが、真っ赤なアルファ ロメオだと感じました。」(干場義雅氏)

サローネ・ロッソの誕生を支えた、トップ・クリエイターたちの想いとは

こうして『サローネ・ロッソ』は、先進性や技術に基づく知性(IQ)と五感に訴える官能的なデザイン/走りを実現する感性(EQ)とが融合した、アルファ ロメオならではのスペースとなった。それを可能にしたのは、それぞれのクリエイターの“こだわり”や“想い”ゆえだ。

「アルファ ロメオは若い時からとても好きな車です。スタイリッシュでセクシーなボティデザイン、颯爽と駆け抜けるスピードを感じられる走りなど、とても個性的で魅力的な車だと思います。私が今まで世界中の素敵なホテルで感じてきたように、この場所でもアルファ ロメオの魅力的な世界観を感じ、ドキドキやワクワクを体験して頂きたいです。」(中村貞裕氏)

「アルファ ロメオといえば、優美でエレガントな車体のフォルムとデザイン、情熱的な“ロッソ”のカラー。これはジュリアを見て体感した今、より魅力的な要素として感じられました。サローネ・ロッソは単なるショールームとしてではなく、書籍でも、植物でも、照明でも、そしてアートフォトでもオブジェでも、どれか一つでも、それがきっかけになり、会話が生まれ、ゆったりとした時間を過ごしてもらえる空間となれば嬉しいです。誰にとっても心地よい場所として、新しいアルファ ロメオの魅力を体験していただければと思います。」(川合将人氏)

EBA2304 日本を代表するトップクリエイターたちが手がけたアルファ ロメオの新感覚のショールーム、サローネ・ロッソ。その魅力とは?

「アルファ ロメオのイメージは、スタイリッシュでありながら官能的であるということ。ドライブの喜びとデザインにこだわる人の心を満足させる希有な存在だと思います。このプロジェクトでも、聴いて心地良い上に、デザインされた空間にもマッチする楽曲を選んでいます。また、実際に運転のBGMにも機能するというハードルもクリアしているので、サローネ・ロッソで流れるBGMをお楽しみ頂くと同時に、それを運転しながら聴くとどんな気分になるだろう?ということにも想いを馳せて頂けると嬉しいです。」(沖野修也氏)

「イタリアは美しい国です。建築も、人も、芸術も、そしてクルマも。美しいことが、素晴らしいとされる感動の国です。以前、ベズビオ火山の噴火によって埋まってしまったポンペイ(ナポリ近郊に存在した古代都市)の遺跡を見に行った時にそう感じました。そして、イタリアを代表するアルファ ロメオは、そんな感動が詰まっているクルマだと思います。走りも、見た目も、感動があります。衣食住、そして遊。アルファ ロメオが身近にあることで、人生を謳歌するようにイタリアの魅力を体感していただきたいですね。」(干場義雅氏)

『サローネ・ロッソ』は札幌東店での導入を皮切りに、2018年に順次、日本全国の正規ディーラーへと広がっていく。コンセプトは同じでも、店舗により実際の演出方法やアイテムは異なってくる。あなたもぜひ、この極上の空間を体験していただきたい。

PHOTOGRAPHY:阿部昌也
TEXT: Jin Sugiyama

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