Owner Interview 2015.10.01

アルファ ロメオをこよなく愛する女性サンデーレーサーのあこがれとその実現

今回は、旦那さまと一緒に4Cでサーキット走行を楽しみ、さらに8Cスパイダーも所有するアルファ ロメオ オーナー八講めぐみさんをご紹介します。ガレージに3台のアルファ ロメオがある、その充実のカーライフについてうかがいました。

あなたがアルファ ロメオでよくサーキットを走っているならば、彼女のことは知っているかもしれません。今回インタビューをさせて頂いたのは、八講(はっこう)めぐみさん。アルファ ロメオ・チャレンジやETCCなど、数々のサーキットイベントに出場して活躍した、美しき女性ドライバーです。現在はご結婚され、ふたりめのお子さんをご懐妊。レース活動はしばらくのお預けとなっていますが(それでも直前まで走っていたそうです!)、優しい旦那さまと8Cスパイダー、そしてサーキットドライブを待ち焦がれている2台の4Cに囲まれた素敵な生活を送っています。今回はそんなめぐみさんから“ふたりを結びつけてくれたのはアルファ ロメオ”という、ロマンチックなお話をうかがいました。

150924_Alfa_02-1024x683 アルファ ロメオをこよなく愛する女性サンデーレーサーのあこがれとその実現現在2歳になる長男クンが誕生した後もレースに打ち込み、走ることがライフワークになっているという八講めぐみさん。

クルマに乗る前は大型バイクを運転していたという、根っからの行動派だっためぐみさん。ご自身で働くようになり、自分だけのクルマを買おうとしたときに、その候補に選んだのがアルファ ロメオでした。
「BMWのZ4と、アルファ147GTAと。このふたつで迷ったときに、お友達からアルファ ロメオを勧められました。私にとっても初めての輸入車だったので、お洒落なデザインのアルファ ロメオがいいなぁ……と。最初は本当に、漠然としたイメージで手に入れたんですよ。そしたら147を買ったお店のメカニックさんから『仲間みんなでサーキットを走って楽しんでいるよ』と教えてもらったので、クルマを買って1ヶ月もしないうちに、さっそく走りに行ってみました。イタリア車のオーナーさんたちはファッションセンスも良いんだろうなぁ……なんて思ってたので、そういう方達とお会いするのも楽しみでした」

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期待を胸にサーキットへ赴いためぐみさん。しかしそこには、想像とはチョット違う世界が広がっていたようです。
「白いパンツとモカシンを履いた“チョイ不良オヤジ”は、どこにもいなかったんです。サーキットのパドックには期待していたエスプレッソマシンもなかった。みんなフツーのオジサンでした!(笑)」

それでもアルファ ロメオでサーキットを走る魅力にどんどん目覚めて行っためぐみさん。折しもアルファ ロメオ・チャレンジでは「レディースクラス」が創設されたばかりで、ご本人は「147GTAの速さにも助けられ」と謙遜しますが、かなり早い段階から、富士スピードウェイのポディウムに立つまでの腕前になりました。
「それまでは仕事ばかりで、こんなに夢中になれる趣味ってなかったんです。アルファ ロメオでサーキットを走るようになってからはドライビングレッスンにも自分で通うようになって、沢山の友達もできて。そこで…」

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めぐみさんはご主人の拓也さんと運命の出逢いを果たしたのでした。クルマ好きという共通の趣味を持つご主人とはすぐに意気投合。そこで「チョイ不良オヤジはいなかった」という話をすると、拓也さんはそれを面白がって、ついには一緒にサーキットを走るまでになりました。
「主人は当時、フェラーリやポルシェに乗っているような人で、最初はアルファ ロメオにまったく興味がありませんでした。でも私にとって147GTAは、すごいすごいスーパーカーなんですよ。だからその魅力を、徹底的に伝えました(笑)」

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147GTAに惚れ込んでいためぐみさんは、ヌヴォラ ホワイトとイモラレザーの組み合わせの美しさや、3.2リッターV6エンジンの官能性を、飽きることなく拓也さんに話し続けたといいます。それを拓也さんは、
「最初はマニアックだなぁ……って思いました。アルファ ロメオを好きなひとって……愛しているじゃないですか? もうあれは、クルマの域じゃないですよね。でも、彼女やその仲間たちと会って、僕も段々とアルファ ロメオが好きになったんですよ。今の人脈のほとんどは、アルファ ロメオが作ってくれたと思っています」と笑って当時を振り返りながら教えてくれました。

そしてふたりはお揃いの147GTAでアルファ ロメオ・チャレンジへ出るように。全国をふたりで転戦する頃には“夫婦アルファ”として有名なふたりになっていました。そして……
「ふたりでサーキットに、エスプレッソマシンを持ち込んでみたんです。ケータリングも用意して。そしたらみんな、とても喜んでくれて!」 とうとうめぐみさんが夢見た世界が、ふたりの手によって実現されたのでした。

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その後はアルファライフまっしぐら。アルファスパイダー3.2 V6、MiTo、156と乗り継いで、ついにふたりは4Cを手に入れます。そしてさっそくサーキットに持ち込んだのですが……。
「あまりの素晴らしさに夢中になっていたら、彼女が『これは私のだからダメよ!』って言うんですよ(笑)だから僕も、どうしても欲しくなって自分の4Cをオーダーしたんです」
なんとガレージには、2台の4Cが収まるようになったのでした。

150924_Alfa_07-1024x683 アルファ ロメオをこよなく愛する女性サンデーレーサーのあこがれとその実現ガレージには3台のアルファ ロメオ・スポーツカーが収まる。サーキット走行用の4Cについては、「サーキットを走ると本当に楽しいクルマ。とても完成度が高いと思う」とお気に入り。赤がめぐみさんの、白が旦那さまの4C。

しかしそれだけでは、“ふたりのアルファ ロメオ”は終わりません。
「彼女がぽつりと、『いつか8Cスパイダーに乗れるような、大人の女性になりたいな……』と言うのを聞いて。ホワイトデーのサプライズに、ナイショで8Cスパイダーを買いに行ったんです。息子とふたりで電車に乗って、家には8Cで帰りました(笑)」 それはめぐみさんが初めて手に入れた147GTAと同じ、ヌヴォラ ホワイトの8Cスパイダーでした。
「もう……本当に驚きました!」 8Cスパイダーの素敵なところは「速く走らなくても絵になるところ。ずっとずっと大切に乗れる一台だと思います」と笑顔で語るめぐみさん。

「この8Cを手渡されたとき、主人からは『君はアルファ ロメオを極めなよ』って言われたんです。確かに私はこれまで色々な方々の協力を得て、レース活動をしてきましたが、プロのレーシングドライバーでもなんでもありません。でも趣味の域は確実に超えている。私には一体何ができるんだろう……と考えていたら、ある方に『もう、あなたたちふたりは、アルファ ロメオがライフスタイルになっているんだよ』って言われたんです」

150924_Alfa_08-1024x683 アルファ ロメオをこよなく愛する女性サンデーレーサーのあこがれとその実現8Cスパイダーは「ゆったりした気分で乗れるのと、歳を重ねてからでも似合いそうな雰囲気」がお気に入りとか。

「だからこれからも、ふたりでアルファ ロメオに乗り続けて、色々な方たちとお会いし続けて行きたい。アルファ ロメオがあったから、私たちは幸せになれたと思っています。だからもっと沢山の方たちに、アルファ ロメオの素晴らしさを伝えて行きたい」

二人目のお子様が生まれたら、きっとめぐみさんは再びサーキットに戻ってくるでしょう。そうしたら今度は、夫婦アルファならぬ、素敵な“アルファファミリー”が見られるかもしれません。

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Text:山田弘樹
Photos:荒川正幸

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