Owner Interview 2020.02.19

アルファ ロメオ オーナーインタビュー 〜ここまで愛してしまうとは、ジュリエッタとの生活は甘美すぎる〜

Alfa Romeo(アルファ ロメオ)の魅力を語っていただくオーナーインタビュー。今回ご紹介するのは、Giulietta(ジュリエッタ)と156GTAオーナーの内藤さんファミリー。家族全員アルファ ロメオが大好きという内藤さんファミリーにアルファ愛を語っていただいた。

お話を伺うイタリアンレストラン『NIWA』の駐車場で待っていると、その路地を入ったあたりからV6エンジンのサウンドが耳に入ってきた。最初に姿を現したのは内藤孝洋さんがハンドルを握る『156GTA』、そこから少し遅れて白い『Giulietta(ジュリエッタ)』が入ってきた。そのクルマからは奥さまの弘子さんと、お嬢さまの花之子(かのこ)さんが降り立った。そう、内藤家にはこの2台のアルファ ロメオが住んでいるのだ。

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▲写真左:156GTA 写真右:Giulietta

奥さまがアルファ ロメオに乗っているご家庭は多くある。その中にはご主人がアルファ ロメオ好きで、奥様はそれほどクルマに関心のない方もいらっしゃるだろう。今回もそうなのかと思いきや、ご主人以上に奥さまはアルファ ロメオ、特にいまお乗りのジュリエッタにご執心だった。そしてお嬢さまの花之子さんもアルファ ロメオが大好き。まさに内藤家はアルファ ロメオ愛に包まれていた。

ジュリエッタに恋するなんて

やはりというべきか、孝洋さんは子供のころからクルマ好きで、アルファ ロメオにも興味はあった。しかしまさか買うとは思っていなかったという。海外赴任から帰国し、孝洋さんは横浜勤務のため単身赴任。弘子さんと花之子さんは栃木に住むことになった。東京育ちの弘子さんはあまり雪道になれていないことから、いまもお持ちの軽クロカン四駆の中古車を購入。それで弘子さんは花之子さんの送り迎えなどを行っていた。
しかし、「超オンボロで夜中に止まったなど電話がかかってきたり……」と振り返る。弘子さんも、「冬の朝は凍るのでドアが開かなくてドアノブが取れちゃって乗れない。そんな時は助手席から乗り降りして毎日がアドベンチャーな感じでした」とその時の苦労を語る。

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そこで買い替えを検討。当初はドイツ車や日本車を見ていたが、あまりクルマには興味がなかったこともあり、「ふ~ん、どれでもまぁいいかなと思っていました」と弘子さん。そこで孝洋さんは何気なく、知り合いのアルファ ロメオのショップに連れて行った。そこにあったジュリエッタのシートに腰を下ろした弘子さんは、「その瞬間に背中に稲妻が走りました。そんなことは人生においてこれまで一度もなかったのですが、運転席に座った途端にビビビと来て。そこで、“わっ! これを買おう”といきなり私が言いだしたので、主人は嬉しいやらびっくりするやら」とその時のことをものすごく嬉しそうに話してくれた。そして、「モノにこんなに恋をすることがこれまでありませんでした。もちろん高級なお洋服やバッグに心惹かれることはありましたが、ここまでではありませんでしたね」という。

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実は孝洋さんは以前、アルファ ロメオの写真集を弘子さんに見せていた。
「東京住まいだったのでクルマを買わなくてもいい環境でしたが、“これいいと思わない?”と私に見せてくれたのです。でもその時私は全然かすりもしなくて、“アルファ ロメオ? ふぅん”という感じでした。それがジュリエッタに乗った瞬間に、そんな事ってあるんだというくらいビビビッときて。もうこれだ、目がハートになって恋に落ちて、それで決まりました」とその衝撃を告白。孝洋さんはその翌週にディーラーへ新車購入のため出向くことになった。その時は心変わりを気にしてのことだったのだが。

セクシーなヒップライン

孝洋さんはアルファ ロメオのイメージについて、「本当に格好の良いクルマだと思っていました。デザインも好きだしエンジンの音も好き。僕が若い頃住んでいたところの隣に段付の『ジュリア』が置いてあって、たまに日曜日などでエンジンをかけたりしていると、格好良いなと見ていました。ヨーロッパに住んでいる時もイタリアでは警察がパトカーで使っていて格好いいなぁと思っていました」とデザインと音がそのキーになっている様子。

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以前、イタリアはミラノに住んだこともある弘子さん。その時のお仕事は洋服のバイヤーだった。そのほかにもカラーリストのお仕事もしたことがあるそうで、デザインにはこだわりがある。
「(クルマにはそれほど興味はないものの)スタイリング、見た目は重視します。見た目で自分が好きなクルマしか乗りたくないというのはありますね」とのことで、お二人ともデザインにはこだわりがあるようだ。さらにジュリエッタは、「お尻周りがとても好きですね。官能的というと陳腐な表現ですが、ヒップラインがすごく素敵です」と弘子さんは少し悩みながら(それ以外にもたくさん選択肢があった様子)答えてくれた。

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マーケティング的な視点でも

弘子さんはイタリアに住んでいた時に、こんな経験をした。
「フィレンツェに革のコートを買いに行ったらお店の人が、“このコートは貴女のようなスタイルが必要だ”というんです。日本でしたら、“お客様にはこちらが似合うでしょう”といういい方をしますよね。フィレンツェの革職人は“このコートには貴女だ”と。そういうところにものづくりの姿勢が表れていると思います」。つまり主語がコートなのか、着る人なのかの違いで、アルファ ロメオの場合はクルマが主語になるというのだ。そのうえで、「アルファ ロメオは誰もが“何となく”選ぶようなクルマではなく、(アルファ ロメオが)似合う人、こだわりのある人に乗ってもらえればいいという雰囲気を感じます。そこに合格した人がアルファ ロメオのオーナーなのかな」という。

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ファッションのお仕事の際には、マーケティングも勉強したのだろう。その目から見ると、「ドイツ車は堅牢で、走行性能が優れている。アメリカはマスマーケティングの世界なので、マーケティングに優れたものが生き残るなど、その国々によってモノを作る姿勢も違うようです。私はファッションからしか見たことはありませんが、イタリアはあくまでも自分軸で、モノをパッションで作って、それが好きなら買えば、乗ればというイメージです」と持論を展開し、「そこに惚れたのかもしれませんね」と笑顔で答えてくれた。

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相思相愛で楽しい生活

ジュリエッタは弘子さんの日常の足として、そして花之子さんの送り迎えなどでほぼ毎日活躍。購入後約3年で4万4,000kmほど走行し、一時は毎日60kmほど走らせていたこともあった。

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「実際に乗ってみて、毎日がとても楽しく、幸せを感じます。毎日ハンドルを“なでなで”して話しかけているんです。たまに(ボディやタイヤのどこかを)こすったりすることもありますが(笑)、多分波長が合うのでしょうね。これまでクルマに乗っていてこんなにワクワクすることはありませんでした。すごい高級車に乗せてもらっても、それほど感じるものはありませんでしたが、ジュリエッタは自分でクルマを操っているようなイメージがあるのでしょうね。日本車のように素直に従ってはくれないこともあり、クルマ側も主張をしてきます。下手な時は下手だといっているような会話が成立するんです。田舎なので山道みたいな所を走ったり、速い国道を飛ばしたり、どんな道を走らせてもそれなりの会話が成立する感じがします」と述べる。

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そして、「パワーは十分以上ですが、出すぎることはないのでかえって安全、安心して乗ることができますね。どんな天候でもどんな道でもジュリエッタは走りが安定しているのでとても安心です。思うように割と動いてくれるような気がします」と弘子さん。60kmほど乗るときには2時間はステアリングを握る。
「1日24時間のうちの2時間がつまらない普通のメンタルな時間と、すごいアゲアゲの時間とでは、全く人生の価値が変わってきます。これはプライスレスです。本当にジュリエッタは乗っていても疲れないし何時間でも運転できる気がします。相思相愛だとこんなに生活が楽しいのかと驚いています」と本当に嬉しそうだった。

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そんな弘子さんを孝洋さんは、「楽しく乗ってくれればそれで良いのです」と優しく見守っている。弘子さんに感化されたのか孝洋さんも1年半ほど前に156GTAを中古で手に入れた。

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「元々アルファ ロメオは好きだったので乗りたいなと思っていましたが、ジュリエッタがあればもういいかなと思っていました。しかし、単身赴任から帰ってきて栃木で務めることになったので、探してもらったところ、ちょうどいいのが出てきて買いました」と話す。

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「156はもともと好きで、あの“やらしい感じ”のデザインが良いですね。それからV6エンジンも好みです」とのことで、「これで毎日会社に通うのが楽しいですね。乗ると、あぁ、自分はクルマが好きだったんだと思い起しています。そして、仕事を早く終わらせて帰りたくなります」
「(ここで弘子さんから)金曜日は遠回りをして帰ってくるよね」とのことだった。

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内藤家の愛に包まれたアルファ ロメオ

お二人のアルファ愛はお嬢さまの花之子さんにも伝わっているようだ。
「ジュリエッタはデザインが全体的に“まあるい感じ”で可愛いと思います。お母さんの運転は危なくて、時々怖い時もありますが(笑)、お父さんもお母さんもアルファ ロメオに乗ると楽しそう、特にお母さんはルンルンで運転しているのでいいかなと思います」と嬉しそうに教えてくれた。

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さらに、しばらくお話をした後に、「私も早くジュリエッタを運転できるようになりたい」とこぼし、現在小学6年生なので、あと6年が待ちきれない様子だった。そんな中、孝洋さんは持ってきたカバンからあるものを出して見せてくれた。それは花之子さんが作ってくれたiPadのケースだ。しかもそこから出したiPadの裏には花之子さん自製のアルファ ロメオのエンブレムを模したシールも貼ってあるではないか。
「父の日や誕生日に作ってくれました」という。実はアルファ仲間の間では花之子さんは巨匠と呼ばれているのだ。持っているスケッチブックにも156147をはじめとした様々なアルファ ロメオの作品が描かれていたので、彼女の中のアルファ愛も確実に成長しているようであった。

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▲花之子さんが作った自製のケース。iPadにはアルファ ロメオのエンブレムを模したシールも。

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▲花之子さんのスケッチブックには156や147をはじめとした様々なアルファ ロメオの作品が。

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▲他にもアウターやタンブラーなどの自製アルファグッズも。

そんな光景を微笑みながら見ていた弘子さんに、今後ジュリエッタで出かけてみたいところはあるかを聞いてみた。しばらく考えた後、「イタリアを走ってみたいですね。街中を走りたいと思いますがちょっと怖いかな。それこそコモ(イタリアの都市)とか田舎の方がいいかもしれませんし、フィレンツェの山の中あたりやアドリア海の方もいいかも。イタリア中を走ってみたい」と夢を語る。実は弘子さんはイタリアに住んでいた時に誓いを立てていたことを最近思い出したという。それは、「私は絶対に家族でイタリアに住むということです。最近では多分実現するよねと話しています」とのことなので、もしかしたらジュリエッタとイタリアを走る日も近いかもしれない。

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最後に少し意地悪な質問をしてみた。それはジュリエッタの買い替えに関してだ。弘子さんは、「考えられない(と即答)。例えばお洋服などは次々新作が出たら目移りしますが、ジュリエッタに関しては全くありません。しかも、今乗っているこのジュリエッタじゃないとだめなんです。他のジュリエッタではなく彼女がいいんです!」とのことなので、この先もずっと彼女の相棒として活躍していくことは間違いなさそうだ。

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今回登場したクルマ

Alfa Romeo Giulietta

Alfa Contact
0120-779-159

▼取材にご協力いただいた『Niwa』

INFORMATION
Niwa

住所 栃木県さくら市氏家2545
TEL 028-682-3105
定休日 月曜日(不定休あり)

 
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Text:内田俊一(Shunichi Uchida)
Photos:安井宏充(weekend.)

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