Owner Interview 2022.04.28

ボディカラーに一目惚れ。ジュリア GT Juniorオーナーが語る“アルファ ロメオのある生活”

アルファ ロメオ オーナーの愛車とのカーライフを通して“アルファ ロメオのある生活”を詳しくご紹介するオーナーインタビュー。今回ご登場いただくのは、ジュリア GT Junior オーナーの和田純一さん、美和さんご夫妻。日本では99台のみが販売されたこのスペシャルエディションを手にいれたご夫妻は、納車されてから2ヶ月ほどの間に既に2,000km以上を共にしているそう。ジュリア GT Juniorの魅力について、和田さんご夫妻に語っていただいた。

アルファ ロメオの歴史にくっきりと刻まれた名称を冠し、その象徴ともいうべきボディカラーをまとってデビューした、『ALFA ROMEO GIULIA 2.0 TURBO VELOCE GT JUNIOR(アルファ ロメオ ジュリア 2.0 ターボ ヴェローチェ GT ジュニア)』。

DSC0470-Edit ボディカラーに一目惚れ。ジュリア GT Juniorオーナーが語る“アルファ ロメオのある生活”▲『ALFA ROMEO GIULIA 2.0 TURBO VELOCE GT JUNIOR(アルファ ロメオ ジュリア 2.0 ターボ ヴェローチェ GT ジュニア)

日本では99台のみが販売されたこのスペシャルエディションは、ほかではまず見ることのできない印象的なルックスから、ファンの間でも大きな話題となりました。初代ジュリアの時代に大きな支持を集めたGT Juniorの、イメージカラーのひとつの流れを汲んだオーカー(黄土色)の存在感。最初のGT Junior同様、磨きの入った走りのパフォーマンス。そして他のジュリアにはない、特別な装備。このモデルを選ぶべき理由は、いくつもあると思います。

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▲和田純一さん、美和さんご夫妻。

それを最も的確に表すのは、実際にこのGT Juniorを選ばれたオーナーさんの声でしょう。2月に納車されてから2ヶ月ほどの間に2,000km以上をすでに共にした、和田純一さん、美和さん夫妻にご登場いただき、お二人の言葉を中心にGT Juniorの魅力を探っていくことにしましょう。

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写真でボディカラーに一目惚れ

純一さんはこれまで、欧州車を中心としたクーペやステーションワゴン、ハッチバック、SUVなどを乗り継いでこられましたが、いずれもスポーティな装いだったりデザインコンシャスだったりするモデルばかり。
「僕の方はそんなにクルマに詳しいわけでもないんです。見た目重視というか、感覚で選んじゃうところがありますね」とご自身を評します。美和さんも同様に欧州車が中心で、車種をうかがうとオープンカーも含めたスポーティーなクルマばかり。「子供の頃はパイロットになりたかったくらいで、コックピットに収まって計器類をチェックしながら操作していくのが好き。クルマに対する思い入れが強すぎちゃって(笑)」とおっしゃいます。

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GT Juniorは、ご夫妻にとって3台目のアルファ ロメオ。かつては『ALFA 156スポーツワゴン』を所有し、現在のジュリアの前にはマットカラーの『ALFA ROMEO GIULIETTA VELOCE(アルファ ロメオ ジュリエッタ ヴェローチェ)』を愛車にされていました。そのジュリエッタも、かなりお気に入りだったそうです。

純一さん「ジュリエッタのときも、どちらかというとボディカラーから入ったのかもしれませんね。僕は人とちょっと違うライフスタイルでいたいタイプなので、どこに行っても他の人とまずかぶらない、というのが気に入っていました。今回も、ジュリア GT Juniorの広告をどこかで見て、『これだ!』と(笑)。写真で一目惚れですね。なので、実車を見ることなく買っているんです。でも実物はとても上品な色ですよね。色そのものにとても深みがあるし、3層で塗られているからなのか、立体感がありますよね。こんなに綺麗にボディの陰影が出るクルマもそうはないと思います。色ありきでしたけど、僕たち夫婦にとっては久々のセダン。そういう面での新鮮さもありますね」

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美和さん「私も写真を見て綺麗だなとは思いました。でも、『これ買おうと思うんだけど』って相談されたときには、『えっ、金ですか?』って(笑)。他の人が乗っていないようなクルマに乗るのが好きなことを知っているから反対はしませんでしたけど、実車を見る前は、『どうしよう、実物が変な色だったら嫌だな』って内心ではドキドキしました。でも、初めて納車のときに見たら『どうしよう、かっこよすぎる』って(笑)、私の方が興奮しちゃいました。ルーフや細かいいろいろな部分がブラックになっていて、そのコントラストがとっても綺麗なんですよね。黄土色と黒の中にホイールだけ一部がシルバーに輝いていて、そういうセンスにも惹かれました。エレガントなんですよね。そういえば、アルファ ロメオって昔から塗装にも凝っていますよね。ヌヴォラブルー(水色)とかも、とても綺麗な色だったと思います」

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お二人とも、リーパリオーカーと名づけられたボディカラーがかなりお気に入りのご様子。3層コートという手間とコストのかかるペイントで仕上げられたボディは、純一さんがおっしゃるとおりジュリアの造形を見事に浮き立たせますし、光の強弱や当たり具合で驚くほど多彩な表情を見せるのです。美和さんのお言葉のように、ところどころをブラックで引き締めてバランスをとっている加減の巧みさも、見れば見るほど絶妙だと感じさせられます。

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ジュリア持ち前のキレのいいハンドリングが際立つ

純一さん「運転もしやすいですよ。僕たちはゴルフが趣味で、そのために中長距離を走ることも少なくないんですけど、全く疲れませんね。乗り心地もよくて、快適ですよ。インテリアの雰囲気がとても落ち着いていて、黒に統一されているのは、僕たちにとってはすごくいいですね。長距離を走っているときも、ダッシュボードは常に視界に入ってくるわけですから。僕はそんなに飛ばす方じゃなくて、普段は落ち着いてゆったり走りたいタイプなんですけど、パワーもあるし速いです。室内も見た目より広々としてますし、リアシートを倒せば、ゴルフバッグも大きめで2つ、小さめなら3つ積めますし、その点でも不満のようなものは感じてないです」

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ジュリアのセダンとしての実用性、グランツーリスモとしての能力の高さが端的に表れてるお言葉だと思います。特に乗り心地については、ベースとなったヴェローチェでもスポーツセダンとして充分に満足できるレベルなのに、GT Juniorにはクアドリフォリオと同じ仕組みのアクティブサスペンションが備わっています。路面の状態やドライバーの走らせ方に合わせて引き締まり具合や伸び縮みする速さなどを自動的に間断なく変化させ、クルマの姿勢を最も適切な状態に置き続けようとする仕組みなので、ゆったりロングクルージングしているときなどの快適さがはっきりと増しているのです。

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美和さん「前のジュリエッタもそうだったんですけど、アルファ ロメオは自分の思った方向に行ってくれるんですよね。操作したとおりの動き、期待したとおりの動きをしてくれるのが、何よりいいですね。GT Juniorは特にそう思います。高速道路の本線に入っていくまでの長いカーブでの安定感とかは、本当に素晴らしいですよ。これまで乗った中でいちばんしっかりしていると思いますね。横Gがかかっているときでもグリップ感がすごくあって、レールの上をシューッと走っているみたい。パワーがあるから加速感もよくて、瞬発力もある。性能的にも大満足です。ちょっとしたワインディングロードみたいなところに行ったりすると、それを強く感じますね。クルマとの一体感もあって、運転していて楽しいし、気持ちいいです。他にもよくできているクルマがあるとは思うんですけど、アルファ ロメオはコストパフォーマンスがすごく高いと思いますね」

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走る楽しさ、気持ちよさ。そこが膨らんでいるのもGT Juniorの大きな特徴のひとつです。僕も自動車ライターという仕事柄、このGT Juniorの試乗もすませていて、感じとっていた部分でした。ジュリア持ち前のキレのいいハンドリングが、さらに際立っているのです。

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GT Juniorは日本に導入されるジュリアとして、初めてリミテッドスリップディファレンシャルを備えたモデル。様々な局面で生じることになる後輪左右の回転差。それを抑制して駆動の抜けを防いでくれるので、常により強力な加速が得られますし、直進時の安定性も高まります。コーナリングの鋭さや速さもさらに際立ちますし、姿勢のコントロールもしやすいです。アクティブサスペンションの恩恵もあって、とりわけ“曲がる”ことにまつわる一連の流れがさらに楽しく気持ちよく感じられますし、パフォーマンスが確実に高くなっていることも体感できるのです。これはドライバーにとって、大きな歓びです。初代ジュリアのGT Juniorは装備をシンプルにして軽くすること、エンジンに若干のチューニングを加えることなどでパフォーマンスを引き上げたクルマですが、現在のGT Juniorはシャシーに手を入れることでパフォーマンスを引き上げているのですね。

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旧型になっても新鮮さを失わない

純一さん「僕はGT Juniorという名前に思い入れのようなものはなかったんですけど、歴史的な存在とつながっているのはいいな、と思いますね。同じ系統の色をした初代の写真を見て、こういうクルマが確かにあったって思ったときに、気づいたことがあるんです。クルマって年月が経つと、新車のときにはかっこいいと思ってもその印象は薄れていくことが多いじゃないですか。少しずつ、古臭くなっていく。でもアルファ ロメオって、そうはならないんですよね。モデルチェンジをした途端に前のモデルが急にかっこ悪く見えちゃうようなブランドもありますけど、アルファ ロメオは変にモデルチェンジを繰り返すんじゃなく、全く違うタイプのクルマを誕生させたり、終わらせたりを繰り返してここまできているせいか、旧型になっても新鮮さを失わないですよね。古くはなっても古臭くはならない。だから僕たちのクルマも、時間が経ったことで飽きたりかっこ悪く感じたりするようなことはないんじゃないかな? と思っています」

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和田さんご夫妻には、他にもGT Juniorの魅力をたっぷりと語っていただきました。でも、それをすべて並べようとすると絵巻物のようになってしまいます。GT Juniorは、そしてジュリアは、それだけ語るべきところの多いクルマ、ということなのでしょうね。今ならまだショールームに飾られているケースもありますので、ぜひともクルマを見に行ってみてください。リーパリオーカーの想像以上の美しさに、心を動かされるかも知れません。

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Text:嶋田智之
Photos:安井宏光(weekend.)

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