Owner Interview 2020.07.30

アルファ ロメオ オーナーインタビュー 〜こんなに素晴らしいクルマなのだからきっとみんなをハッピーにする〜

アルファ ロメオの魅力を語っていただくオーナーインタビュー。今回ご紹介するのはステルヴィオオーナーの渡辺康一さん。カーデザイナーを志していたという渡辺さんがその審美眼で選んだのは、ご自身にとって6台目のアルファ ロメオとなるステルヴィオだ。渡辺さんをそこまで虜にする理由とは?アルファ ロメオへの想い、そしてステルヴィオの魅力について伺った。

今回お話を伺った渡辺康一(わたなべ・こういち)さんは、大手重工メーカーのエンジニアだ。プライベートではゴルフやフィルムカメラ、ロードバイクやギターなど多彩な趣味を持ち、物心ついたころからのクルマ好きでもある。そんな渡辺さんが選んだのはアルファ ロメオ『Stelvio(ステルヴィオ)』。これでアルファ ロメオは147147GTAを2台、MiTo(ミト)Giulietta(ジュリエッタ)、そしてこのステルヴィオで6台目になるという。渡辺さんがここまで愛するアルファ ロメオ、そしてステルヴィオの魅力は何か、じっくり話を訊いてみたい。

スポーティーで格好良いSUVはなかなか出来ない

「学生時代、授業中はクルマの絵ばかり描いていました。クルマの絵を描かせると上手いですよ(笑)」と話し始める渡辺さんは芯からクルマが好きな様子。

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その時の絵はスポーツカーや大好きなイタリア車ばかりではなく、その時のデザイントレンドを取り入れた自分なりのスケッチだった。しかし、カーデザイナーを目指すのではなく自動車メーカーのエンジニアになるべく、機械工学を極めていったが、恩師の“人間が生きていくうえで必要なものは2つある。ひとつは食料、もうひとつはエネルギーだ”という言葉から電力供給のエンジニアとなった。

「本当はカーデザイナーになりたかったのですが、どうすればなれるか誰も教えてくれなかったんです」と当時を振り返る。しかし、そのデザインの審美眼は今も生きている。
「スポーティーで格好良いSUVを描こうとするとなかなか出来ないのです。特にリア周りを上手く描こうとすると本当に難しい。そこから考えてもステルヴィオのデザインは本当に良く出来ています」と絶賛だ。

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ステルヴィオは渡辺さんのご自宅脇のカーポートに停められており、気分転換に玄関から外に出てしばらくクルマを眺めることがあるという。
「その時にステルヴィオをはじめイタリア車は何度も見ては、なぜこの線が入るのかな、なぜこの形になるのだろうと考えながら眺めているのはとても楽しいですね」と目を細めながら語る。
渡辺さんにとってアルファ ロメオの魅力のひとつはそのデザインなのである。

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エンジニアに敬意を

そしてもうひとつ、アルファ ロメオの魅力はエンジニアリングだと渡辺さんはいう。
「先日久々に一人でステルヴィオを運転したのですが、ワインディングロードは本当に楽しかった。FRベースで重量配分は50対50にこだわり、しかもカーボン製ドライブシャフトや、低重心高剛性なシャシーなど、少数精鋭部隊が作ったといわれるステルヴィオの魅力が満載です」とのこと。

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「こういったことはマニアの琴線にも触れることですから、ぜひもっとアピールしてください」とコメントもいただいてしまった。

渡辺さんのステルヴィオは“ラグジュアリーパッケージ”だ。
「インパネやドアトリムまで総本革と本物の木があしらわれ、しかも私の個体は落ち着いた茶色です。かつてはカーボンの外装パーツに改造したり内装を赤い革で張り替えたりもしましたが、歳を経てきてようやくホンモノの持つ良さがしみじみと分かるようになってきました」とコメント。実はこの裏には渡辺さんのエンジニアとしての誇りと敬意も見え隠れする。

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「内外装やエンジンなどに手を加えるのは若気の至りだと気がついたのです。自分の仕事はエンジニアですので、自動車の設計に限らず設計者がエンジンやシャシーなど色々なコストと性能とセールスポイント、世の中の流行、効率などを考えて常にギリギリでプロダクトを作っていることがわかります。そこに色々手を加えるのはエンジニアを侮辱していると感じるようになったのです。設計者たちがどれだけ苦労しているか。時には家に帰らないで仕事をしている人たちのことを考えると、そこに素人が手をつけるのは非常に失礼だと思い至りました。今回のステルヴィオは全く手を入れていませんし、これで大満足。むしろこんなにいいクルマはありません」と語り、渡辺さんのエンジニアとしてのお眼鏡にもかなっているようだ。

ステルヴィオの魅力を乗って感じて

渡辺さんはステルヴィオの素晴らしさについて、クルマに乗り込むときから帰宅するまで、様々なシーンを想定しながら次のように語ってくれた。

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「美しいステルヴィオのドアに触れてロックを解除し、運転席に収まる。エンジンスタートボタンを押すと、正面のインパネにアルファ ロメオのマークが浮かび上がり、タコメーターが一度振り切れたのち、静かにエンジンが始動する。この瞬間、一気に非日常へと誘われます。アルファ ロメオ特有のDNAスイッチをAへ入れ、ゆっくりとガレージから発進。アクセルに乗せた足にほんの僅か力を込めながら街を流すとき、近年の傑作ATであるZF8HPは、1300rpmくらいを保ちながら、実にスムーズにステルヴィオを走らせてくれます。そして山道に入り、DNAスイッチをDに入れると、今度はエンジンが目覚めスポーツカーに変身したかのような走りに変わります。タコメーターは常にターボの利く2000rpmを割らなくなり、つま先で欲しいパワーをいつでも引き出せるのです。これに応える低重心高剛性なシャシー、50:50の重量配分、かつてのスポーツカーのように踏力でコントロール出来るブレーキ、それに通常はFR、いざとなれば50:50でトルク配分するQ4、過剰に頑丈なアルミ削り出しのパドルシフトでZF8HPをスパスパ変速させて走る、これこそがステルヴィオがSUVのスポーツカーと呼ばれる所以です。イタリアの名峠、ステルヴィオ峠から命名したこのクルマは伊達じゃない。これが近年で最高傑作のアルファ ロメオ。そのON/OFF感、日常/非日常感。これを感じられるところがステルヴィオの魅力であり魔力でもあるのです。カタログや試乗記やスペック比較ではわからない、一度乗ってみればみなさんお分かりになると思いますよ」とのこと。本当にステルヴィオの魅力を隅々まで知り尽くしているようだ。

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奥さまもお気に入り

そんなステルヴィオを最も運転するのは実は奥さまだ。
「クルマ好きでもなんでもありませんが、私がイタリア車好きなので、これまでのアルファ ロメオも全て運転しています。会社に行くときは駅まで妻に送ってもらっているのです」という。ステルヴィオの前はジュリエッタにお乗りだったことからそのサイズは気にならなかったのだろうか。

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「実際に乗ると感覚的にジュリエッタとそれほど変わらない印象です。バックモニターもありますし、ミラーを見ながら下がっても感覚的に掴みやすく、狭い駐車場に入れにくいと思ったこともありません。これは妻も同じことをいっています。普通に乗りやすく、そして何より壊れないのがいいと話しています(笑)」と奥さまもお気に入りの様子だ。

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ライフスタイルに溶け込んで

冒頭に渡辺さんが多趣味であることを書いたが、実際にステルヴィオでどこへでも行くという。

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「自転車を積んで峠に行くこともあれば、ギターやベースを乗せてスタジオでロックバンドをやることもあります。海外生活と海外出張が多かったことで、モノクロフィルムで写真を撮るのも好きになりました。このステルヴィオの茶革の助手席にブラックペイントのライカ(Leica)がちょこんと載っているのも素敵ですよね。ゴルフ場ではリアハッチが自動で開くのでクラブの積み下ろしも便利。ゴルフ場の方にも“カッコいいクルマですね”とよく言われます」とのことだ。

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ただし、「ゴルフバッグは斜めにすればラゲージに入りますが、バッグの底面を奥にするように載せてください。一度逆に積んでハッチを自動で締めたら、ハッチがバッグを押してしまい内装に傷が入ってしまったので(笑)」と注意点も。いずれにせよ、実用面でもしっかりとステルヴィオは渡辺さんの生活に馴染んでいるようだ。

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みんながハッピーになれるように

渡辺さんは、もっともっと街中にアルファ ロメオが溢れれば嬉しいと思っている。
「こんなにいいクルマですから、もっとたくさんの人に知ってもらいたい。それに、以前147GTAに乗っていた時には何度も声をかけられたこともありました。そういう会話も生まれるようなこともあるので、街には溢れてもらった方がいいと思います」とそこから生まれる人間関係にも期待が高まる。

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最後に渡辺さんにとってアルファ ロメオはどういう存在なのだろう。
しばらく考えてから、「ずっとアルファ ロメオに乗ってきて、なんとなくアルファ ロメオの設計のストーリーや開発した経緯、それぞれが持っている機械的な素晴らしさなどが気になるようになりました。そういうアルファ ロメオの素晴らしい魅力が、世界的に見ると誰もが知っていることではない。そういうところが、自分の人生観と重なっているように思うのです。中身はこんなに素晴らしいのだから、もう少し頑張れるのではないか。同じように自分ももっと頑張れるのではないか」

それはきっと渡辺さんのお仕事に向かうスタンスと優しさにつながるのだろう。もっといいモノを作りたい、そうすることでみんながハッピーになれるように。

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今回登場したクルマ
Alfa Romeo Stelvio 2.0 Turbo Q4 Luxuary Package

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【主要諸元】
全長:4,690mm/全幅:1,905mm/全高:1,680mm/乗車定員:5名/エンジン種類:直列4気筒 マルチエア 16バルブ インタークーラー付きツインスクロールターボ/総排気量:1,995cc/使用燃料:無鉛プレミアムガソリン/最高出力:206kW(280ps)/5,250rpm[ECE]/最大トルク:400N・m(40.8kg・m)/2,250rpm [ECE]/駆動方式:4輪駆動/全国メーカー希望小売価格¥7,037,963(消費税込)※価格は2020年7月30日現在の価格です。

▶その他のStelvioはこちらから
Alfa Contact
0120-779-159

Text:内田俊一(Shunichi Uchida)
Photos:安井宏充(weekend.)

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