Creativity 2014.06.09

氷が一晩中溶けない!美しさと実用性の究極 〜「TITANESS」のチタンカップ〜

深夜、オンザロックを飲んで眠りにつき、翌朝目覚めてグラスを見ると、昨夜の氷がまだ溶けずに残っている——今回ご紹介するのは、そんなカップ。冷たさや温かさが驚くほど長く続く、チタンの真空ダブルウォールカップである。

titaness002 氷が一晩中溶けない!美しさと実用性の究極 〜「TITANESS」のチタンカップ〜
TITANESSの形は、丸みのあるRock cup(280ml,15,000円+税)からストンと背の高いLong Cup(500ml,20,000円+税)まで5種類。ショールームで実物を手にし、なじむものを探してみたい。

一度使ったら手放せない、実用性抜群のTITANESS

そのすばらしきカップの名はTITANESS(タイタネス)。SUSgalleryがつくり出すテーブルウェアシリーズのひとつだ。クリエイティブディレクターの鶴本晶子氏と、金属加工の町として知られる新潟県 燕三条の工房がタッグを組み、高い志と技術力を出し合いながら数々の試行錯誤を繰り返して誕生させた、美しい工芸品のような製品である。

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シルバーのRock Cup(300ml,16,000円+税)。氷が溶けないだけでなく、飲み口部分が薄く口当たりが非常にいいことも、味わいを際立たせる。

TITANESSを一度でも使うと、ほかのカップでは物足りなくなるほどの優れた特性が実感できる。冒頭で記したように、氷は半日以上溶けきらない。熱いものは、すぐには飲めないくらいに温かさが持続する。その上、手で持っても熱さや冷たさは全く感じない。結露もしないので、コースターを使わずともテーブルを濡らさない。

つまり、アイスコーヒーは冷たいまま、しかも、氷が溶けないわけだから最後まで薄まらずに飲めるし、注いでからしばらく時間が経ったビールもぬるくなっていないわけだ。朝はコーヒー、昼はスープ、夕方には氷たっぷりのアイスティー、夜にはワインやウイスキー・オンザロックと、一日中、一年中、使いたくなる。

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シルバーのTall cup(300ml, 16,000円+税)。熱いコーヒーを入れてもカップの外側は冷たい。ほどよい口径で、軽いので、とても持ちやすい。

それだけではない。硬質で金属的な見た目とは裏腹に、持つと非常に軽い。といって繊細で傷つきやすいかといえば、その逆だ。スペースシャトルのボディにも使われているほどの強度があり、少々手荒に扱っても全く問題はない。一生使えるどころか、世代を超えて、子にも孫にも受け継ぎたくなる逸品だ。しかも、溶かせばまた素材に戻るので捨てる必要もない。

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TITANESSのカラー展開は、antique gold、pink champagne gold、capri blue、magenta、silverの5種。写真は、Tall cup(300ml,シルバーのみ16,000円+税、ほかは23,000円+税)。スタッキングできる形状もいい。

一流の職人技術と伝統美を兼ね備えた逸品

先端素材といえるチタンを用いながら、どこか「焼き物」を思わせる佇まい。表面の味わい深い模様やなんともいえない色合いは、独自の高度な加工技術から生まれるもの。一流の職人技術と、伝統美を形にしようと熱望したディレクターの想い。そのどちらが欠けても完成し得なかった、「和」の美しさだ。

すばらしい使い心地を可能にした要因は、言うまでもなくチタンという素材と、真空の二重構造である。チタンは金属の中でも非常に軽く、熱伝導率は極めて低い。そして、白金に等しい耐食性を持ち、強度も高い。それを、独自の技術で薄い二重構造にして空間部を真空にしたのが、TITANESSをはじめとするSUSgalleryの商品なのだ。

チタンのダブルウォールカップといえばキャンプ用品などではすでにおなじみである。しかし、ここまで優れた使用感に加えデザインの美しさをも誇るのは、SUSgalleryだけの特質であり、MONDO ALFAで紹介したかった理由のひとつでもある。ぜひ、この美しいカップで、たっぷり氷を浮かべた一杯を味わってみてほしい。大切な誰かへの贈り物にすれば、間違いなく喜ばれるに違いない。

SUSgallery showroom
東京都渋谷区神宮前3-1-27ファミールグラン神宮外苑前1階
tel: 03-5786-3522
営業時間
 12:00~18:00
(日・月・祝祭日定休)
※コレド室町にも直営店がOPEN。百貨店やセレクトショップでも多数取扱中です。
http://susgallery.jp/

撮影 SHIge KIDOUE
取材・文 山根かおり

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