Diversity 2019.06.07

『東京レインボープライド2019』で、アルファ ロメオが“PRIDE”を持つことの大切さを発信する

今年も国内最大のLGBTイベント『東京レインボープライド2019』が開催され、アルファ ロメオもジュリア クアドリフォリオを先導車にパレードへ参加した。パレードを華やかに彩ってくれたブラスバンドチーム、参加者の方々の声と共に、イベントの様子をお届けする。

国内最大のLGBT(※1)の祭典『東京レインボープライド』は、LGBTをはじめとするセクシュアルマイノリティの存在を社会に広め、“性”と“生”の多様性を祝福するイベントとして2012年にスタート。イベントを通して、すべての人がより自分らしく生きていくことができる社会の実現を目指している。

そして10日間の大型連休となった今年。4月27日(土)から5月6日(月)にかけて、『東京レインボープライド2019』が開催された。4月28日(日)、29日(月)には、代々木公園イベント広場と野外ステージでプライドフェスティバルが開催され、恒例のパレードには今年もアルファ ロメオグループが、『Alfa Romeo Gulia Quadrifoglio(アルファ ロメオ ジュリア クアドリフォリオ)』を先導車に参加した。過去最高の1万人超が参加したプライドフェスティバルおよびパレードの模様を、関係者・参加者のコメントなどを交えながらお届けする。

(※1) LGBT=セクシュアル・マイノリティの総称のひとつ。L(レズビアン/女性同性愛者)、G(ゲイ/男性同性愛者)、B(バイセクシュアル/両性愛者)、T(トランスジェンダー/性別越境者)

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記念すべき2つの周年イヤー。今年のテーマは“I HAVE PRIDE”

東京レインボープライドが今年掲げたテーマは、“I HAVE PRIDE(あるがままを誇ろう)”。その言葉はレインボープライドの原点に深く関わり、それはいまから50年前までさかのぼる。1969年6月28日、 ニューヨークのゲイバー『ストーンウォール・イン』でゲイ(今でいうところのLGBTQ+)たちが警察に抵抗し数日間にわたる暴動に発展、いわゆる『ストーンウォールの反乱』が起こった。そしてその1年後には、現在のプライドパレードの起源となるデモ行進がニューヨークなどで行われたという。そしてその25年後の1994年8月28日、日本で初めてとなるプライドパレードが東京で開催された。

さらに日本初のプライドパレードから25年後が今年。つまり、それぞれの出来事から25周年、50周年という記念すべき年に、「セクシュアルマイノリティがPRIDEを持つことへの原点に立ち戻り、これからも行進を続けていこう」というメッセージを、このイベントに参加する一人一人へ投げかけているのだ。

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今年の東京レインボープライドは2つの周年イヤー、そして10日間という大型連休の中での開催ということもあり、会場には例年に増して多くの人が訪れていた。また、協賛企業やLGBT関連団体など、過去最大となる223のブースが出展。さらに野外ステージでは、m-flo青山テルマといったアーティストのライブがイベントを盛り上げた。そして、レインボーカラーのファッションやアイテムを身につけ、自由に自分のスタイルを披露する人々の姿は、やはりこのイベントならではのものだろう。

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会場を歩いていると、『OUT IN JAPAN』というブースで世界を股にかけて活躍する写真家のレスリー・キー氏の姿を発見! OUT IN JAPANは、2011年からアルファ ロメオが支援している認定NPO法人グッド・エイジング・エールズが主催するカミングアウト・フォト・プロジェクトで、5年間で1 万人のLGBTポートレート撮影を目指している。そこで、3/2(土)に開催された『東京レインボーマラソン2019』でもMondo Alfaが取材したグッド・エイジング・エールズ代表の松中権氏に話を聞いた。

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▲左からレスリー・キー氏、 松中権氏

「このイベントはセクシュアルマイノリティの人たちの姿が一番見えやすいイベントだと思いますし、そういった人たちが自分らしい姿で楽しめる場所。それにたくさんの人々にとって、“自分がこれまで思っていたことは、もしかしたらアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)だったのでは”と気づかせてくれる場所でもあると思います。OUT IN JAPANは2015年からスタートしたプロジェクトで立ち上げ当初からアルファ ロメオにサポートしていただいていて、LGBTの当事者でカミングアウトしている方に参加してもらい、撮った写真をWEBサイトや展覧会、写真集などの形で展開しています。その先に、カミングアウトを選択した人たちをやさしく受け止め、応援できる社会づくりを目指しているんです」

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真紅のジュリア&マーチングバンドの演奏とともにパレード!

そして、このフェスティバルのメインイベントといっても過言ではないパレードには、今年も多くの人々が参加。それには昨今のセクシュアルマイノリティの現状を変えていこうという機運の高まりを感じた。代々木公園を出発するパレードは、虹色のグッズやグループごとにテーマ性を持ったファションで、「ハッピープライド!」と声を上げながら街を進んでいく。そして、参加者のポジティブなバイブスに反応した沿道の人々からは賛同の手振りや拍手が送られ、ハイタッチする光景も度々見られた。

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初年度からサポートしてきたアルファ ロメオは、今年で8度目の参加。パレードでアルファ ロメオのチームはジュリア クアドリフォリオを先導車に、アルファ ロメオのロゴと“Be Yourself”のメッセージが入った赤のTシャツを全員が身につけた。さらに今年のパレードのスペシャルな点は、『Yokohama INSPIRES Drum & Bugle Corps』という30人編成のマーチングバンドが奏でる演奏とともに行進すること。

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Yokohama INSPIRES Drum & Bugle Corpsは、1982年に横浜で結成された一般団体のマーチングバンドで、高校生から社会人までが所属し、地域のイベントや大会に出場している。実際にパレードが始まると、30人それぞれの楽器が奏で交わる音の迫力に、沿道の人々は一気に惹きつけられていた。

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バンドメンバーの熊田さんは「まだこのマーチングバンドに参加して2年目で、こういったイベントに参加するのは初めてなので少し緊張していますが、一生懸命がんばります」とパレード前に話していたが、いざパレードが始まると堂々とした姿でバンドの演奏を引っ張っていた。

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▲バンドメンバーの熊田さん

そして同じくバンドメンバーの恩納さんは「これまでもこのメンバーのみんなと、こういったパレードで演奏したことがあるので、今日はとにかく楽しみたいです!」と話していた通り、パレードを通じて弾ける笑顔が印象的だった。彼らの演奏、そして一生懸命かつ誠実に取り組む姿は、アルファ ロメオ、そしてセクシュアルマイノリティの人々のメッセージに、爽やかな風をプラスしてみんなに届けてくれたことだろう。

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▲バンドメンバーの恩納さん

そしてパレードの参加者からは、「私は去年に続いて今年で2回目の参加です。ティツィアナさん(FCAジャパンマーケティング本部長。インタビュー後述)に誘っていただいて、友達を連れてきました。パレードで演奏していた曲はみんな知っている曲で、ノリも良かったので楽しかったです!(中関さん)」、「私は初めて来ました。少しだけウロウロして会場も回ったんですが、本当にたくさんの人が来てますね。でも面白いブースもあって、パレードも楽しかったので、また来年も来てみたいと思いました(金森さん)」といったポジティブな声も聞こえた。

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▲中関さん、金森さん

アルファ ロメオのパーソナリティと、オーナーとしてのPRIDE

さらに今回、アルファ ロメオのメールマガジンではアルファ ロメオチームの一員としてともに行進する人たちを事前に募集。結果的に応募が3日で340名にも達し、当選者の中には熱狂的なアルファ ロメオオーナーも。関根大幸さんは初めて乗った1972年モデルの2000ベルリーナ以来、40年以上に渡ってアルファ ロメオだけを乗り続け、その影響で妻の昭子さんも自ら運転するようになり、ご夫婦ともに「アルファ ロメオ以外に乗ることは考えられない」と語るほどだ。

「こんなにすごいパレードだと思いませんでした。メルマガに応募して、当選したら行こうねと言っていたら二人とも当選したので良かったです。僕はマレーシアに10年いて、そのうち家内たちは5年向こうにいたのですが、日本において会社でもイベントでも日本人だけっていうのはダイバーシティではないと思いますので、こういうイベントは多様性を感じられていいですね」(関根大幸さん)

「結婚したときすでに主人がベルリーナに乗っていたのですが、私もすぐに免許を取りに行って、最初は初心者マークを付けて乗っていました。アルファ ロメオは、もうアクセルを踏んだ瞬間に楽しいと感じられる、ほかとは比べることのできないクルマです。今日のイベントは、こんなにたくさんのグループがパレードに参加していて、外国の方もいっぱいいらっしゃってびっくりしました」(関根昭子さん)

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▲関根昭子さん、関根大幸さん

お二人の話を聞いて、このようなアルファ ロメオオーナーによってこのブランドは支えられていることを感じた。同時にアルファ ロメオというブランドには、常に掲げているテーマ、そして信念がある。それらについて、FCAジャパンマーケティング本部長のティツィアナ・アランブレセ氏に話を聞いた。

「私たちが常に掲げているテーマは“Be Yourself”で、自分らしく生きられる社会を実現していきたい。セクシュアルマイノリティといってもさまざまですが、そういった人たちが手を組み、共に歩んでいくことで、いつかはマジョリティになることができると考えています。東京レインボープライド2019のテーマは“I HAVE PRIDE”。PRIDEという言葉は世界中で当たり前のように大切にされている言葉で、やはり自分に対してPRIDEを持てないと彩りのある生活は送れません。それに関してアルファ ロメオのオーナーたちは、自分の好きなことをして人生を楽しむという意味で、同様のPRIDEを持っています。アルファ ロメオはそういった強いパーソナリティを持っているブランドなので、それをみなさんにも持ってほしいという想いもあり、東京レインボープライドをサポートし続けています」

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▲FCAジャパン株式会社 マーケティング本部長 ティツィアナ・アランプレセ氏

今年の東京レインボープライドは、過去最高の参加者数という記録以上に、セクシュアルマイノリティの歴史を改めて振り返り、自らの生き方にPRIDEを持つことの大切さを発信したという意味で記憶に残るイベントとなった。そしてアルファ ロメオは、常にブレない“Be Yourself”というメッセージと共に、これからもこのイベントと同じ未来を見て歩んでいくだろう。

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Be yourself すべての人々が、自分らしく生きていける社会のために

Text:ラスカル(NaNo.works)
Photos:安井宏充(weekend.)

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