Experience 2019.04.19

アルファ ロメオの生まれ故郷・イタリアが誇る名門歌劇場「ボローニャ歌劇場」によるオペラ公演にご招待。

6月24日(月)はアルファ ロメオ109回目の設立記念日。それを祝し、アルファ ロメオの生まれ故郷であるイタリアが誇る名門歌劇場「ボローニャ歌劇場」によるオペラ公演『リゴレット』にアルファ ロメオファン5組10名様をご招待するキャンペーンが始まった。演者3名による日本公演に向けたコメントとともに、ボローニャ歌劇場、そして演目『リゴレット』の歴史や見どころを解説する。

偉大な音楽家たちを育てた地、“ボローニャ”

2019年、創立250年を超える『ボローニャ歌劇場』が8年ぶりに来日を果たす。今回、アルファ ロメオがご招待するのは、6月23日(日)、渋谷のBunkamuraオーチャードホールで上演される『リゴレット』の公演だ。

ボローニャ歌劇場は、ミラノの東南200キロ余りに位置する北イタリアのエミリア・ロマーニャ州ボローニャにある、イタリア最高峰歌劇場のひとつ。ボローニャは、1088年設立のヨーロッパ最古の大学・ボローニャ大学のある学術都市で、日本でもおなじみのパスタ料理“ボロネーゼ”の発祥の地でもある。

0400_mondo_rigoletto_02 アルファ ロメオの生まれ故郷・イタリアが誇る名門歌劇場「ボローニャ歌劇場」によるオペラ公演にご招待。

そのボローニャであるが、ユネスコの創造都市の音楽部門に登録されているのをご存じだろうか。16世紀から19世紀のヨーロッパでは、偉大な音楽家になるためにはボローニャで学ぶことが必須だったという。また、ボローニャのランドマーク的存在でもある“マルティーニ音楽院”は、17~18世紀の音楽理論家・作曲家のジョバンニ・バッティスタ・マルティニーにより設立され、イタリアでも最も長い歴史をもつ重要な音楽院とされている。1770年には少年のモーツァルトがボローニャを訪れ、 この音楽院を受験し、マルティーニから様々な音楽理論を学んだといわれている。

0400_mondo_rigoletto_04 アルファ ロメオの生まれ故郷・イタリアが誇る名門歌劇場「ボローニャ歌劇場」によるオペラ公演にご招待。

時代は前後するが、そのボローニャに、“ボローニャ歌劇場”が開場したのは、1763年5月のことだ。馬蹄形の美しい劇場空間では、若きジョアキーノ・ロッシーニがチェンバロ奏者として活躍。また、同歌劇場では、リヒャルト・ワーグナーの5作品のイタリア初演が行われ、その一つである『ローエングリン』の上演にはジュゼッペ・ヴェルディも駆けつけたという。1842年ロッシーニの『スターバト・マーテル』は、同じく19世紀のイタリアを代表するオペラ作曲家ガエターノ・ドニゼッティ*の指揮により初演されるなど、ロッシーニをはじめ、多くの作曲家のオペラがここで上演された。ヴェルディ作曲の『ドン・カルロ』イタリア初演もここで行われている。
なお、現在、ロッシーニが住んだ家は音楽資料館となっており、世界で一枚しかない作曲家アントニオ・ヴィヴァルディの肖像画や、ロッシーニの『セヴィリアの理髪師』の自筆楽譜などが展示されている。

*ガエターノ・ドニゼッティ(イタリア・ベルガモ生没):ロッシーニやベッリーニと共に19世紀前半のイタリアを代表するオペラ作曲家。代表作「ランメルモールのルチア」「愛の妙薬」「アンナ・ボレーナ」など。

ヴェルディ中期の傑作『リゴレット』

その“ボローニャ歌劇場”が、8年ぶり6回目の来日を果たす。今回、上演される『リゴレット』は、イタリアが誇る作曲家、ヴェルディの中期の傑作だ。ヴィクトル・ユーゴーの戯曲『王は愉しむ』を原作にしており、1851年3月、ヴェネツィアの“フェニーチェ劇場”にて、ヴェルディの指揮により初演された。

0400_mondo_rigoletto_07 アルファ ロメオの生まれ故郷・イタリアが誇る名門歌劇場「ボローニャ歌劇場」によるオペラ公演にご招待。
©RoccoCasaluci

物語の舞台は16世紀イタリア・マントヴァ。背中にこぶを持つ、醜い宮廷道化師・リゴレットには、亡き妻との間にもうけた愛娘のジルダがいる。しかし、ジルダは、リゴレットが仕える放蕩者のマントヴァ公爵にもてあそばれてしまう。怒ったリゴレットは殺し屋・スパラフチーレに公爵の殺害を依頼。しかし、ジルダは公爵への思いが断ち切れず……。といったストーリーとなっている。

0400_mondo_rigoletto_06 アルファ ロメオの生まれ故郷・イタリアが誇る名門歌劇場「ボローニャ歌劇場」によるオペラ公演にご招待。
©RoccoCasaluci

公演は大成功。第3幕でマントヴァ公爵の歌うアリア『女心の歌(La donna è mobile)』は、初演後、ヴェネツィアの街では多くの人々がこの曲を口ずさんでいたという逸話もある、オペラにあまり詳しくない人もきっと耳にしたことがあるであろう、19世紀のオペラを代表する名曲のひとつだ。また、『美しい愛らしい娘よ』は、オペラ史上もっとも美しい四重唱とも評されている。
なお、ヴェルディは同作で、初めてそれぞれの登場人物にテーマとなるモチーフを持たせたという。約2時間*というオペラにしては短めの上演時間と合わせ、オペラ初心者にも親しみやすい作品ともいわれている。

*本公演上演時間:2時間30分(休憩1回含)

3人の歌い手から、日本のファンへ向けて

最後に、今回、来日する3人の歌い手を、来日公演に向けて彼らから寄せられたコメントとともに紹介する。

マントヴァ公爵役を担うのは、セルソ・アルベロ。“ハイF”まで響かせることができ、クラウスやカレーラスの継承者とも言われる、スペイン生まれのテノールだ。

0400_mondo_rigoletto_01 アルファ ロメオの生まれ故郷・イタリアが誇る名門歌劇場「ボローニャ歌劇場」によるオペラ公演にご招待。

©Joan TOMÀS

「再び日本に戻れるのをとても楽しみにしています。毎回日本での公演が素晴らしく観客の皆さんに感謝しています。『女心の歌』はとにかく必見です! 必ず観て下さい!」

リゴレット役は、アルベルト・ガザーレが歌う。2000年スカラ座日本公演でも同役を演じており、日本でも高い人気を誇るバリトンだ。

0400_mondo_rigoletto_05 アルファ ロメオの生まれ故郷・イタリアが誇る名門歌劇場「ボローニャ歌劇場」によるオペラ公演にご招待。

「素晴らしいヴェルディオペラの中でも最も美しい作品でまた再び来日する事になりました。これまで様々なオペラで来日しましたが、この演目で来日したのは今回で3度目となります。日本は本当に美しく素晴らしい国です。イタリアを皆さんが愛しているように、イタリアも皆さんを愛しています。こうしてお互い友好な関係であればと思います。沢山の観客の皆様が会場にお越し下さるのを心から楽しみにしています」

ジルダ役を演じるのは、ソプラノ歌手デジレ・ランカトーレ。2001年以来、ジルダ役をすでに100回以上、歌っている。

0400_mondo_rigoletto_09 アルファ ロメオの生まれ故郷・イタリアが誇る名門歌劇場「ボローニャ歌劇場」によるオペラ公演にご招待。

©Allegri

「私が演じるジルダは、私の約23年のキャリアとともに成長をしてきた役柄です。私の声は今は進化している段階で、よりリリコ(抒情的な声)*になってきました。リゴレットという父親に少女の頃からこの家に閉じ込められ大切に守られ育てられ、マントヴァ公爵との初恋で愛する人の命を助ける為に自らの命を捧げる究極の犠牲となるまでのこの若い娘の情熱をできるだけ皆さんにお届けするようにします。お届けするジルダは、力に満ちていて、情熱に溢れていますが、大きく残酷な世界に支配されているんです。なので、私たちがお届けしたいその情熱を皆さんにも理解していただけることを祈ります」

イタリアが誇る名門歌劇場がその威信にかけて贈る、イタリアが誇る歌劇王、ジュゼッペ・ヴェルディの傑作『リゴレット』。オペラファンもオペラ初心者も見逃せない公演となることは間違いない。この機会に、応募してみてはいかがだろうか。

*女性の声はソプラノ、メゾソプラノ、アルトに分けられ、ソプラノにはレッジェーロ、リリコ、スピント、ドラマティコの4種類がある。
・レッジェーロ:軽やかに、優美に、の意味で、コロラトゥーラ(速いフレーズの中に装飾を施し、華やかで軽やかに歌う技巧的な旋律)など、 ソプラノの中でもっとも軽い種類の声質。3点ハ音以上、3点ホ音かヘ音までいくこともある。
・リリコ:超高音域は適さないが、レッジェーロより少し落ち着いた表情豊かで抒情的な声。
・スピント:レッジェーロやリリコに比べて強く、情熱的で激しい感情をあらわす声。  
・ドラマティコ: もっともドラマティックな声。3点ハ音までだが、強く輝かしい高音と中・低音域の深く豊かな響きの声。

INFORMATION
ボローニャ歌劇場オペラ公演『リゴレット』チケットプレゼントキャンペーン

応募期間 4月19日(金) − 5月19日(日)23:59
公演日 6月23日(日)15時開演
場所 Bunkamura オーチャードホール
キャンペーンURL https://www.alfaromeo-jp.com/info/campaign/2019/opera-ticket-present/

Text:長谷川あや

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