販売終了モデル

アルファ ロメオ 4C Spider

- 2020年 販売終了 -アルファ ロメオ 4C スパイダー

「4C」に続き、2015年に日本でデビューを果たした「4C スパイダー」
伝説的なモデル「Tipo 33/2 Stradale」にインスパイアされた官能的なデザインや
カーボンファイバー製モノコックタブの採用などで徹底的な軽量化が施された「4C」を基に
軽量型のソフトトップを採用。風を操る開放感とスリリングなパフォーマンスの融合という
独特のドライビング エクスペリエンスを追求したのが「4C スパイダー」である。

※掲載の情報は2020年の販売終了時点のものです。

デザイン

フォルム、ボディライン、ハンドリング、レーシングカーのDNA。その根底には、伝説の名車「Tipo33/2 Stradale」の遺伝子を受け継ぐモデルとしての開発思想がある。「歴史上、最も美しいクルマ」のひとつと言われる「Tipo33/2 Stradale」は、パフォーマンス重視のデザイン哲学で知られ、数々の革新的なテクノロジーを搭載していた。例えば、航空工学から着想を得て、鋼管フレームにマグネシウム合金部材を組み合わせた、当時としては非常に斬新なシャシーもそのひとつだった。

オープントップモデルの4C スパイダーがもたらすのは、スピードにおいてもハンドリングにおいても、他のモデルでは味わえない、独特なドライビングエクスペリエンスである。ソフトトップは軽量かつ丈夫で、取り外しも容易。高速走行時でも確かな安心感を提供する。

4C スパイダーのインテリアといえば、カーボンファイバー製のボディセルに注目が集まりがちだが、それだけではない。TFT液晶式メーターパネル、フラットボトムのステアリングホイール、アルミニウム軽合金製のフットレストおよびペダル、そしてドライバーに向けて傾けられたインストルメントパネル。どれも4C スパイダーが受け継いだ「レースの伝統」を強調する要素である。また、レーシングカー仕様のスポーツシート(ファブリック、レザーとマイクロファイバーのコンビネーション)は、快適性と最適なドライビングポジションを提供する。これらはすべて、設計者らの妥協なき取り組みによって実現したものである。

パフォーマンス

後輪駆動とミッドシップエンジンを擁する4C スパイダーのアーキテクチャーは、完璧な重量配分が最重要視されるレーシングカーそのものである。卓越したダイナミックパフォーマンスを約束する、その利点を最大限活用すべく後輪駆動を採用。この駆動方式は、発進や加速時に車体の荷重が後方へ移動することにより、駆動輪への荷重が増すため、優れたグリップ性能を発揮する。また後輪駆動は、ほかの駆動方式に比べコーナーへの進入速度を高めることができるため、比類なきドライビングプレジャーを堪能できる。また、オールアルミ製エンジンをミッドシップにレイアウトし、プロペラシャフトを不用にしたことで大幅な軽量化も実現。さらに、車体中心近くに重量物を集約することで重量配分を最適化し、抜群のハンドリング特性も実現した。

4C スパイダーに採用された1,750cc 直噴ターボエンジン。4気筒アルミ製シリンダーブロック、ターボチャージャー、超高圧式直噴インジェクター、吸気/排気側に備える連続可変バルブタイミング機構、スカベンジング(掃気)テクノロジー、そしてデュアルクラッチ式トランスミッション。これらを備えたエンジンは、比類なきスポーツパフォーマンスを発揮。トルクと比出力は、このクラスのエンジンとしては最高レベルを誇った。最高出力は240PSを6,000rpmで発揮し、桁外れなフレキシビリティと動力性能を実現。加速性能も抜群で0-100km/hの発進加速は、わずか4.5秒*を達成。それだけではなく、驚異的なパフォーマンスとともに、環境への影響は最小限に抑えられている。マルチインジェクションコントロールと高度なフリクション対策、エネルギーロス低減技術により、4C スパイダーはEuro-6排出ガス規制(当時)の厳格な基準をクリアしている。

*欧州仕様参考値

4C スパイダーが備えるスカベンジングテクノロジーは、低回転域のトルクを最大化させるため、クルマがドライバーの意志に対して力強く応答。エンジンコントロールユニットが、吸気/排気バルブオーバーラップの時間と角度を精密に制御することで、インレットマニフォールドからエキゾーストマニフォールドへと直接抜ける気流が発生。燃焼室のスカベンジング(掃気)効果を高めることで、この気流が燃焼効率とタービンの回転数を高め、ターボラグを抑制する。

4C スパイダーは、エンジン停止後にターボチャージャーを保護する自動冷却システムを備えている。走行後にエンジンを停めるとエンジン冷却水の循環も止まるため、エンジン停止後のターボチャージャーの冷却は空冷による放熱だけになる。市街地など軽い負荷での走行後は問題にならないが、スポーツ走行やワインディングロードの走行後などは、ターボチャージャーや内部のエンジンオイルが非常に高温になるため、走行直後にエンジンを止めると放熱が足りず、悪影響を与えることがある。これを予防するため、専用の電動ポンプと冷却水配管を設け、エンジン停止後も冷却水を最長約10分間循環させることで、ターボチャージャーの放熱を積極的に補助。このシステムはエンジンの作動時間や吸気/排気温度、冷却水温度の情報に基づき、エンジンの停止後、自動的に作動する。

テクノロジー

4C スパイダーのコアアーキテクチャーは、非常に厳密な開発方針に基づいている。極めてスポーティなコックピットをもつ正統派2シーター。加速時の高いグリップ力や機敏なコーナリングといった後輪駆動のアドバンテージを最大限引き出すためのディテールへのこだわり。そして、オールアルミ製エンジンをミッドシップにレイアウトすることでプロペラシャフトが不用となり、ボディはさらに軽量化。前後重量配分も最適化され、抜群のハンドリング性能にも寄与している。これらすべてが相まって4C スパイダーは鮮烈なパフォーマンスを実現する。

Alfa TCTのクラッチディスクは、4C スパイダーのために特別なモディファイが行われている。さらに、あらゆる状況において素早いシフトチェンジを実現する、新開発(当時)のトランスミッション制御ソフトウェアが組み合わせられている。その結果、スポーティ走行用のパフォーマンスモード(Dynamic、Alfa Race)では、シフトチェンジに要する時間が短縮されるため、レーシングカーのような素早いギアチェンジを体感できる。一方、コーナリング中は駆動安定性を損なわないよう、可能な限りスムーズにシフトチェンジが行なわれる。また4C スパイダーは、2ペダル車が本来苦手とするスタンディングスタートを容易に実現するローンチコントロール機能も装備。「AlfaRace モード」を選んだ状態でスタート前にブレーキペダルを踏み込みながら、アクセルペダルも全開まで踏み込み、左側のパドルスイッチを引くと、この機能がONとなる。その後、ブレーキペダルを放すとシステムがエンジン出力を自動的に制御して、最速のスタンディングスタートを実現する。

路面や走行状況、ドライバーの意思に応じたパフォーマンスが得られるよう、電子制御式システムの作動を変化させる機能がアルファ ロメオ D.N.A. システムである。コントロールしやすい(All weather)、バランスに優れスポーティな(Natural)、機敏で刺激的な(Dynamic)の3つのモードをスイッチひとつで切り換えることができる。日本では2009年から提供されてきたこのシステムでは、ハイパフォーマンスマシンである4C スパイダーのために「第4のモード」である「Alfa Race」が採用されている。

ボディアーキテクチャ

4C スパイダーには、F1マシンと同様の素材が採用されている。ハイパフォーマンスカーボンファイバーやアルミニウム、低密度SMC。これらの組み合わせが、軽量かつ流れるようなボディラインのスポーツカーを誕生させたのだ。

カーボンファイバー:
非常に軽量かつ弾性のある素材。独自のシャシーやフロントウインドシールドのフレームに採用。

アルミニウム:
軽量で強靱な金属製素材。オールアルミ製エンジンやエンジンマウントフレーム、フロントのサブフレームなどに採用。

SMC:
最先端複合材の低密度SMC(ガラス繊維強化樹脂)をボディパネルに採用。アルミニウムよりも耐久性に優れ、一般的なボディ鋼板と比べて20%の軽量化を実現している。

4C スパイダーのシャシーシステムは、軽量化に大きく貢献するだけでなく、パフォーマンスにも寄与している。フロントのダブルウィッシュボーンサスペンションは、路面からのダイレクトかつストレートなフィードバックをステアリングに伝達。リアの改良型マクファーソンストラット式サスペンションは従来型のA型鋼板製ロアアームに対し、軽量かつ高剛性のリンクロッドを用いたことが特徴。最も過酷なコンディションにおいても優れたハンドリングを提供する。軽さと強度を両立させるため、サスペンションシステムは前後ともにアルミニウムと高張力鋼を使用している。 前後のドリルドベンチレーテッドディスクと、フロントのブレンボ社製4ポットキャリパーの組み合わせにより、100km/hから停止までの制動距離はわずか36mを達成。4C スパイダーは、最高のグリップを得るためサイドウォールに“AR”のシンボルを刻印した特製のフロント17(18*)インチ、リア18(19*)インチのPirelli製タイヤを装着。特別なラバーコンパウンドの採用により、コーナリングフォースとハンドルレスポンスを向上するだけでなく、制動距離の短縮も実現している。

*オプション装着車

Contents

  • ※価格は、2022年4月6日現在の全国メーカー希望小売価格(消費税10%込)です。※掲載の全国メーカー希望小売価格は参考価格です。販売価格はアルファ ロメオ正規ディーラーが独自に設定していますので、各店にお問い合わせください。※税金(消費税を除く)、登録諸費用、保険料等は含まれておりません。※価格には、リサイクル料金は含まれておりません。別途必要となります。※価格には、オプション費用は含まれておりません。※写真およびイラストは、実車とは異なる場合がございます。※価格・諸元・仕様ならびに装備は予告なく変更する場合がございますので、予めご了承ください。