ALFA ROMEO 33 STRADALE

時間と永遠をつなぐ架け橋。美しさと機能性の完璧な調和。
アルファ ロメオ 33 ストラダーレは、56 年の時を経て復活した“幻のアート”です。

多くの人々から「自動車史上、最も美しいスポーツカー」と呼ばれるTipo 33/2 ストラダーレ(1967)のシンボリックなスタイルは、この新たなスーパーカーの未来的なラインと、調和のとれたプロポーションを形作る、主なインスピレーションの源です。

サイドミラーからサイドエアインテーク、ヘッドライトからフロントグリルのVシールドに至るまで、エクステリアデザインのあらゆるディテールは、高速走行時におけるエアロダイナミクスの強化を目的としたものです。

カーボンファイバーとアルミニウムのラップアラウンドルーフは、33 ストラダーレの飛躍的な軽量化を実現し、息を飲むほどのパノラマビューを提供します。

未来へ羽ばたく官能のボディ。高度なヒンジ機構を利用したバタフライドアは、デザインと機能の両面において、驚くべき効果をもたらします。

「コファンゴ(Cofango)」と呼ばれる、フロントとリアのドラマチックな開口部は、完全なレーシングスタイル。ラゲッジコンパートメントや様々なコンポーネントに簡単にアクセスできる機能性も備えています。

切り詰められたテールに用いられたエアロダイナミクス。そのソリューションは、センター部のV字型デザインと組み合わされ、リアデザインにスーパーカーならではの力強さとエナジーを与えています。

“ハイテクジュエリー”とも言うべきヘッドライトは、インタークーラーとエアコンベアに空気を供給するエアインテークとして機能します。

ボンネットの優美なプレスラインの収束点にある「スクデット(盾型グリル)」のV シールド。カーボンファイバーのディテールを備えたアルミニウム製で、アルファ ロメオ エンブレムを3Dで表示。その彫刻的な造形は、完璧なまでに芸術的なスタイルを体現します。

カラーリングされたブレンボ社製カーボンセラミックブレーキと組み合わせた、シンボリックなゴールドのアルミホイール。歴代のアルファ ロメオが受け継いできたレーシングスピリットと、1967年の先代モデル、Tipo 33/2 ストラダーレへのオマージュが表現されています。

側面のカーボン部分に現れるリアウインカー。Tipo 33/2 ストラダーレの伝説的なエアアウトレットのデザインを想起させ、アルファ ロメオ伝統の「必然の美」を最大限に高めています。

印象的な立体効果が施されたテールライト。Tipo 33/2 ストラダーレの歴史的なリアデザインを、超現代的な視点から再解釈しています。

工業製品と思われがちな自動車の世界で、真のクラフトマンシップを貫くアルファ ロメオは、他にはない“夢”を描きました。33 ストラダーレというフォーリセリエ(カスタム仕様モデル) のステアリングを通じて、あらゆる感覚に訴えかける「特別な体験」を提供するため、本質的な美しさに焦点を当てました。

コントロールスイッチのないスポーツステアリングなど、ドライバーオリエンテッドなインテリアを特徴とする33 ストラダーレ。あらゆるドライブの瞬間を楽しむことだけに重点が置かれた室内は、シンプルさが極められています。

まるでジェット機を操縦しているような感覚で、ドライバーを包み込む明るいキャビン。そのデザインには、アルファ ロメオの歴史に不可欠な要素である航空学への敬意が込められています。

航空学に由来する優れた制御機能を備えた、アルミニウム製のセンターコンソール。ドライバーとこのスーパーカーの関係を、さらに強化するよう設計されています。

イタリア語のみが書かれたシフトノブ、ギア、スイッチ。独特の操作フィールを引き出し、さらに直感的なドライブを可能にするよう設計されています。

アナログとデジタルを組み合わせ、立体的に表示するアルファ ロメオ独自の「カノッキアーレ(Cannocchiale)」と呼ばれるデジタルクラスターメーター。「ストラーダ(Strada＝公道)」または「ピスタ(Pista＝サーキット)」という、 2つのドライブモードに応じてレイアウトを変更します。

33 ストラダーレの各設定・コントロールに使用される、ダッシュボードとセンターコンソールの間にある大型ディスプレイは、必要に応じて格納することができます。

イタリア・アレーゼのアルファ ロメオ歴史博物館に展示されている1967年のTipo 33/2 ストラダーレに敬意を表し、33 ストラダーレのドアの内貼りは「カンネローニ(Cannelloni)」と呼ばれる、特徴的なリブデザインが再現されています。

最高級のマテリアル、快適なシート、最先端のソリューションが注ぎ込まれ、ドライバーとの一体感を極めたキャビン。この空間からドライビングプレジャーの意味が再定義されます。