バルセロナでの1週間のテストの後、赤と白の目を奪われるカラーリングを施したC42がついに発表されました。ALFA ROMEO F1 TEAM ORLENの最新作であるこのマシンは、F1レースという非常にエキサイティングなイベントに必要な、最後のピースとなりました。

ヒンウィルで生産される最初のマシンで、テクニカルディレクターのヤン・モンショーが率いるチームが設計したC42は、新しいグラウンドエフェクトフロア、最新の空力特性による設計、18インチのロープロファイルタイヤによってもたらされるさまざまなメリットを享受しています。そして改良された新しいフェラーリ・エンジンを搭載し、頂点を目指すレーシング・マシンです。

チェントロ・スティーレ・アルファロメオが手がけた赤と白のカラーリングは、歴史的なデザインとアルファ ロメオとザウバーモータースポーツの遺産へのオマージュとして、素晴らしいながらもさりげなく仕上げられています。エンジンエリアは赤を基調とした斜めの断面で、よりダイナミズムを表現しています。20世紀初頭への言及として、歴史的なAlfa Romeoの文字が斜めに収まっています。そしてその下には、先日発表された初のSUVの名前である「Tonale」の文字が横たわっています。上部にはスポーティさの象徴である「クアドリフォリオ」が見え、スポイラー裏にはイタリア国旗が存在し、誇らしげに「Alfa Romeo」の文字が記されているのがわかります。

10回のレース優勝を誇るバルテリ・ボッタスと、中国初のF1ドライバーであり、2022年のグリッドで唯一のルーキーである周 冠宇の手に渡り、C42は感動をもたらすことでしょう。